今日、大垣からの帰り道、和菓子屋さんの長松金蝶園で「金蝶まんじゅう」を買ってきました。
金蝶まんじゅうとは、地元で有名な薄皮の酒元まんじゅうです。
帰ってきてから、久しぶりに1つ食べましたが、やっぱりたいへん美味しかったです。
実は2種類ある、金蝶まんじゅう
さて、大垣銘菓の「金蝶まんじゅう」ですが、正確には、金蝶堂の「金蝶饅頭」と金蝶園の「金蝶園饅頭」とがあります。

ボクは、箱や個装包みを目印にしなければ、まったく区別できません。
もしかして大垣の方は、明確に区別できているのでしょうか?
ただ今までボクは、どちらのお店でも「『金蝶まんじゅう』下さい!」と言って通じましたので、特に問題は感じていませんけどね。
どこが違うの金蝶まんじゅう!?
金蝶堂の「金蝶饅頭」も金蝶園の「金蝶園饅頭」も食べたことがあります。
しかし、見た目も味も皮の固さも、個人的にはまったく同じように感じます。

あれだけ同じなのですから、元々はひとつの店から始まったのに、どこかで枝分かれし、そのまま代々受け継がれてきたのでしょうね。
区別できないので、特にどちらかが好きということもなく、どちらかを意識して買いに行ったこともありません。
なぜか金蝶園系列ばかり
ただボクが、よく行っているお店を考えてみると、アクアウォーク店、赤坂店、長松金蝶園なので、金蝶園系列が多いようです。

そういえば、昔よく行っていた大垣市室本町のお店も、室金蝶堂でした。
もう閉店してしまったようですが、駐車場が無かったのが原因なのですかねぇ?
お店が無くなってしまって、本当に残念です。
飯ノ木金蝶園に行ってみたら
そういえば以前、養老町飯ノ木(ようろうちょう はんのき)にある飯ノ木金蝶園に、金蝶まんじゅうを買いに行ったことがありました。
その頃仕事で、よく飯ノ木のお客さんのところに行くことがあって、そのときに偶然お店を見かけていたのです。

休みの日、近くを通りかかったついでに、金蝶まんじゅうを買いにお店に入ってみました。
しかし、広々とした店内のショーケースの中には、金蝶まんじゅうの姿が見当たりません。
変わり種の飯ノ木金蝶園
一瞬「売り切れなのかな?」と思いましたが、どこの店でも商品名を言うと、奥から作りたての商品が出てくることがありました。
勇気を出して「金蝶まんじゅうを下さい!」と言ってみました。
しかし、それでも奥から、金蝶まんじゅうが出てくることは、ありませんでした。

実は、そもそも飯ノ木金蝶園では、金蝶まんじゅうを作ってはいませんでした。
そういう金蝶園が以前ありました。
面白いネタとして喜んでいるのかな?
さて、そもそも金蝶堂と金蝶園って、名前も似ていれば主力商品も似ていますよね。
いろんな方のブログを見ていると、みなさん一方のお店と他方のお店を間違えて、ドギマギしたという話をよく見かけます。
困っている 面白がっている
みなさん本当に困ってしまったのか、それとも本当は面白がっているのかは判りませんが、紛らわしいことには違いありません。
水戸黄門様にお願い

そういえば似たような話は、ボクが子どもの頃から、時代劇ドラマ「水戸黄門」の中で何度も取り上げられています。
すべてを確認した訳ではないのですが、初代の東野英治郎さんのときにも見ましたし、里見浩太朗さんのときにも見ました。
ドラマ「水戸黄門」の劇中では、同じ名前のまんじゅうを巡って、元祖と本家で事あるごとに争っていました。
あとがき
金蝶堂と金蝶園が争っているとは、聞いたことがないのですが、このようなは元祖と本家をめぐる争いは、日本全国いろんなところにあるのでしょうね。
日本全国にあるからこそ、ドラマ「水戸黄門」の中でよく取り上げられて、見る人の共感を呼ぶのでしょう。

ただやっぱり紛らわしいので、ドラマ「水戸黄門」のように、黄門様が両家の仲を取り持ってくれると、ありがたいのですけどね。
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