オミクロン株ワクチン副反応のため、お休み中

【滋賀】桜の見頃が過ぎた高島市今津町の酒波寺へ その4 (近江坂古道篇)

森の中を歩く二人 超低山登山
この記事は約4分で読めます。

久しぶりに福井県小浜市(おばまし)まで行って海鮮丼を食べようと思い、琵琶湖の北側を通って、国道303号線に向かっていたときのことです。

箱館山(はこだてやま)のふもとを通る県道534号線を走っていると、案内標識に変わった名前のお寺を見つけたので、ちょっと寄ってきました。

【滋賀】桜の見頃が過ぎた高島市今津町の酒波寺へ その1 (日置神社篇)
久しぶりに福井県小浜市(おばまし)まで行って海鮮丼を食べようと思い、琵琶湖の北側を通って、国道303号線に向かっていたときのことです。 箱館山(はこだてやま)のふもとを通る県道534号線を走って...

青蓮山酒波寺(さなみでら)の山門から境内に入って本堂でお参りし、大権現参道を登った後は、そのまま近江坂古道を歩いて、青蓮山を登っています。

青蓮山は県民花の森になっている

青蓮山県民花の森案内図

青蓮山県民花の森案内図

さてさらに登っていくと「青蓮山県民花の森案内図」という地図を見つけました。
これでようやく、近江坂古道に立っていた標柱や道しるべの謎が解けます。

その案内図によると今回登ってきたのは、青蓮山の近江坂古道を元にして整備された、「山辺の道」という、家族で楽しめるハイキングコースだったようです。

山頂には「風の広場」があり、その脇に「風林亭」という小屋が建っています。
すぐひだり横に「現在地」の文字があるので、頂上はもうすぐのようでした。

風林亭は雑木林に埋もれ、風の広場の存在は不明

ということで青蓮山の山頂に向けて、ふたたび出発です。

丸太で造られた階段がところどころ朽ちているので、気を付けながら登っていきます。
道なき道を登っていくとすぐに、あずま屋になっている「風林亭」に到着しました。

あずま屋「風林亭」は雑木林に囲まれているので、周りの景色は良くありません。
さらに少しだけ登っていくと、辛うじて琵琶湖とふもとが見える場所がありました。

青蓮山の頂上付近

青蓮山の頂上付近

なお「風の広場」はどこにあるのか、さっぱり判りませんでした。

近江坂古道をさらに歩く

さて「風林亭」には到着しましたが、まだまだ近江坂古道は奥に続いているようです。

あまり期待は出来ませんが、もうすこし先には何らかの遺構や展望台があるのでは?と思い、さらに歩いてみることにしました。

いざ歩いてみると、この古道を歩く人は少ないようで、道がはっきりとは判りません。

ただ「古道 近江坂」と書かれた道しるべや黄色のビニールテープ、人が通った跡などを頼りに、歩いていきました。

雑木林になった広くて平らな場所

近江坂古道を歩いていくと、不自然に広くて平らな場所に出ました。
雑木林になっているため判りにくいのですが、人の手が加えられたように見えます。

さらに少し歩いていくと、同様に広くて平らな場所がありました。

南北朝時代以前は、遠く福井県三方上中郡若狭町倉見(みかたかみなかぐん わかさちょう くらみ)のあたりまで酒波寺の領地だったそうで、頻繁(ひんぱん)に行き来したそうです。

もしかしたらこのあたりには、酒波寺に関係した寺院が建っていたのかも知れません。

近江坂古道を引き返す

さて近江坂古道は、福井県の若狭町にある闇見神社(くらみ じんじゃ)まで続く道です。
さすがにそこまでは往復できないので、そろそろ引き返すことに。

【福井】近江坂古道の終点である若狭町の闇見神社と三十三間山の登山口を訪ねて
以前、滋賀県高島市今津町(たかしまし いまづちょう)の酒波寺を訪れたとき、あたりを散策していたら偶然、近江坂古道の入り口を見付けました。 近江坂古道とは、滋賀県の酒波寺(さなみでら)とその寺領であっ...
山辺の道の分岐点

山辺の道の分岐点

ということで、あずま屋「風林亭」の下にある「山辺の道」の分岐点まで戻ってきました。
帰りはもう一本の「山辺の道」を通って、ふもとまで下りることにします。

 

つぎも青蓮山を見て歩きます。

【滋賀】桜の見頃が過ぎた高島市今津町の酒波寺へ その5 (しゃくなげ百花園跡篇)
久しぶりに福井県小浜市(おばまし)まで行って海鮮丼を食べようと思い、琵琶湖の北側を通って、国道303号線に向かっていたときのことです。箱館山(はこだてやま)のふもとを通る県道534号線を走っ...

コメント

タイトルとURLをコピーしました