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【海の散歩道】快適なクルーズを楽しみたいときは、瀬戸内海汽船のシーパセオ

独り言
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TBSテレビの「がっちりマンデー!!」を見ていたら、「儲かる最新乗り物」特集をしていました。
このところ利用客が減っている乗り物業界ですが、儲かる乗り物が全国で新たに生まれているそうです。

その中で特に気になったのは、瀬戸内海汽船が運航しているというフェリー「シーパセオ」です。
従来とは一線を画すフェリーを運航させることで、利用客を増やしているのだとか。

瀬戸内海汽船株式会社|広島・呉~松山航路
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そういえば以前、箱根の芦ノ湖を船で渡ったとき、普通の遊覧船より海賊船の方に行列ができていました。
ひとは、ありふれた物より、何か特別感のある物の方が好きなのかも知れません。

シーパセオとは

シーパセオは、広島県広島市の広島港と愛媛県松山市の松山港を結ぶカーフェリーです。
所要時間は、およそ 2時間40分。

フェリー

船の外観は、紺色白色を基調としてアクセントに黄色が使われており、洗練された配色でした。
一般的なフェリーのイメージとは、まるっきり違っています。

瀬戸内海汽船の方の話によると、利用客が毎年およそ10パーセントずつ増えていっているのだとか。
オシャレな外観だけではない、何か秘密がありそうです。

シーパセオのこだわり

シーパセオで一番こだわっている部分は、「シャインデッキ」と名付けられた船の甲板部分だそうです。
人工芝が敷かれていたり洋風あずま屋があったりして、公園のような作りになっていました。

噴水

コンセプトは「パーク・オン・ザ・瀬戸内海」

新しいフェリーは「瀬戸内海の移動を楽しむ、みんなの公園」をイメージして誕生しました。
瀬戸内海国立公園船上散歩を楽しめるように、さまざまな仕掛けが施されているそうです。

フェリー内部にも工夫が

シーパセオは、船の内部にもさまざまな仕掛けが施されています。
以下で紹介するのは、それらのほんの一部です。

パノラマ・ソファ

パノラマ・ソファは、進行方向に広がる景色を楽しむための座席です。
ソファが階段状に配置されており、景色がよく見えるように工夫されています。

リラックス・シート

リラックス・シートは、ミニテーブルの付いたふかふかのリクライニングシートです。
座席数が従来の400から300に減らされているので、ゆったりと腰掛けられます。

仮眠をとったり、ノートパソコンで資料を作ったりするのにおすすめです。

リクライニングシートを倒す人

お座席エリア

お座席エリアは、クツを脱いでくつろぎたい人のための座席です。
個室ではありませんが間仕切りがあるので、プライベートな雰囲気を味わえます。

あとがき

シーパセオを造るきっかけは、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶしまなみ海道の開通でした。
しまなみ海道を渡る自動車が増えて、しだいに乗船客が減少していったのだとか。

自動車ならば、船の出港時間を気にする必要がなく、自由に行き来できます。
瀬戸内海汽船では一時、運賃を値下げしたのですが、乗船客は戻ってこなかったそうです。

うず潮と大鳴門橋

瀬戸内海汽船が乗船客にフェリーの問題点を尋ねてみると、船内での居心地の悪さを指摘されたのだとか。
シーパセオは、どうすれば居心地が良くなるかを徹底的に考えて造られています。

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