ボクは、メインバンクを「新生銀行」にしています。
新生銀行は主に、首都圏や関西圏そして大都市にしか支店がないので、実店舗に行くことはなかなか出来ません。

しかし、インターネットの環境があれば、ネット銀行と同じく問題はありません。
また、近くに郵便局や提携するコンビニATM などがあれば、不便なことはありません。

新しいスタイルの銀行として
それは東京の会社を辞めて、長野の職業訓練学校に行くために、引っ越しの準備をしていたときのことです。

テレビを見ていたら、新生銀行という数年前にできた、新しい銀行が紹介されていました。
そこは、これまでになかったスタイルの銀行で、ロビーが広く内装が洗練されています。

口座を開設するときなどは、奥のおしゃれなパーティションで仕切られた、対面テーブルまで案内され、そこで銀行員の方が対応してくれるようです。
アメリカの映画などで、よく見る銀行の風景のように見えました。
新生銀行とは
新生銀行は、銀行の名称を変更する前は「日本長期信用銀行」といいました。

その銀行は、バブルが弾けたことで不況となり、経営が破綻してしまいます。
しかし一時的に国有化を経て再生し、心機一転「新生銀行」として新たに生まれ変わりました。

まだできて数年ということで、また経営が破綻しないか、ちょっと心配です。
しかし、インターネットを使った、新生銀行の口座から他行への振込手数料が、無料ということに惹かれて、預金口座を作ってみることにしました。
当時は何回、他行へ振り込んでも無料でしたが、現在は無料である回数に制限が設けられました。
銀行口座を開設しに本店まで
折角なので、テレビに映っていた新生銀行の本店がある、東京都千代田区内幸町まで出掛けていきました。
現在、新生銀行本店は移転して、東京都中央区日本橋室町にあります。

本店の中に入っていくと店内は空いていて、スーツを着た案内係の女性が立っています。
預金口座を開設しに来た旨を伝えると、すぐに奥の対面テーブルまで案内してくれました。
そこは、テレビで見たとおりのおしゃれな場所だったので、少しばかりドキドキしてしまいました。
他の銀行と大きく違う点

対面テーブルについて、預金口座の開設手続きを進めていきます。
他の銀行と大きく違ったのは、次のようなことです。
- 預金口座の開設にはんこ(印章)は必要ではなく、代わりにサインが必要であること。
- 基本的に預金通帳はなく、インターネットを経由して入出金データを見ること。

ということで手続きは滞りなく終わりました。
実際の入出金に必要なキャッシュカードは、後日送られてくるとのこと。
なお現在、口座の開設方法には、アプリ、郵送そして店頭の 3つの選択肢があります。

他行あての振込手数料
さて、インターネットを利用した、他行あての振込手数料ですが、最初のころは何回、他行へ振り込んでも無料でした。
ところが、年を経るにしたがって段々と、無料である回数が減っていきました。

現在は、取引内容や預金残高に応じたステージがいくつかあり、そのステージによって無料で他行へ振り込める回数が決まっています。

なお、最下位のステージでも、インターネットを利用して、月に 1回は無料で他行へ振り込めます(2018.11.02現在)。
全国の提携ATMでお金の引き出し
新生銀行は支店が少ないので、近くに本店や支店がある人は、あまりいないと思います。

ただ、全国にある郵便局やコンビニATMと提携していますので、ステージが「新生ゴールド」以上であれば、引き出し手数料が無料になります。

ボクは、岐阜県の田舎に住んでいますが、すぐ近くに郵便局がありますので、今まで何の支障もなく、お金の入出金ができました。

あとがき

今までいろんなネット銀行のサービス内容を調べてみましたが、ボクの知る限り、新生銀行より良いと思った銀行はありません。
常に、いろんなネット銀行のサービス状況をチェックしている訳ではないので、実際のところは変わっているかも知れませんけどね。

十数年前に、恐る恐る新生銀行の預金口座を開設しに行ったのですが、心配するほどのことは何もなく、今ではそれもいい思い出です。
これからも、これまで以上に安定した経営を続けてほしいものです。
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