昨日(2019.07.06)、滋賀県長浜市木之本町(ながはまし きのもとちょう)にある賤ヶ岳のふもとを走っていたら、「賤ヶ岳リフト」と書かれた真っ赤な幟(のぼり)を見付けました。
賤ヶ岳リフトが昨日から再開したようなので、早速本日(2019.07.07)乗りに行くことに。
山頂駅に着いたら、以前から行きたかった山本山まで、尾根道を伝って歩いてきました。


賤ヶ岳周辺の広域地図(JR余呉駅の向かいの看板)
まずは営業開始に合わせて、賤ヶ岳リフトのふもとにある駐車場まで行き、リフトに乗って頂上駅まで上って、賤ヶ岳山本山歩道の入り口に立ちました。
山本山に向かって出発
- はじめは平坦ですが
- 次第に坂道になって
- どんどん下ります
賤ヶ岳山本山歩道を眺めると、雑草が茂っているので、何だか歩きにくそうな雰囲気でした。
ところが歩きだすと、山道はちゃんと整備されているようです。
たまに日当たりがいい場所があって、草が生い茂っていますが、それは仕方がありません。

ふもとに山梨子集落
しばらく歩いていると、山梨子(やまなし)集落に下りられる分岐点に差し掛かりました。
新旧の賤ヶ岳トンネルが出来る前は、この尾根越えの道を通って、山梨子と大音(おおと)を行き来していたようで、越えやすいように山がすこし掘り下げてあります。
前に見える丸太の階段を上って先に進みます。
鉄塔のある風景

賤ヶ岳の2本鉄塔
程なく 2本の鉄塔が立っている、開けた場所に出ました。
周りに木が立っていないので、東西どちら側を見ても、とても見晴らしが良くなっています。

山から交差点「大音」
国道8号線の交差点「大音」を通って福井方面へ行くとき、山上に見えるのがこの鉄塔です。
ふもとに目をやると、最近道路を付け替えた交差点「大音」付近がよく見えました。
- 琵琶湖北部(左)
- 琵琶湖北部(中央)
- 琵琶湖北部(右)
反対側を見ると、琵琶湖に突き出た葛篭尾崎(つづらおさき)とポツンと浮かぶ竹生島(ちくぶしま)がよく見えます。
道は緩やかに上って山を越える
- 緩やかな長い階段
- 山本山 5.9キロ
- 手すりがあると安心
- 奥にまた上り階段
- このあとは下り
- 山本山 5.1キロ
鉄塔のあたりからは、道が段階的に上っていきます。
丸太の階段を上り切ると、しばらくは道が平らになるので、呼吸が整えられます。
何度か丸太の階段を登っていると、山を越えたようで、今度は下り坂が始まりました。

左のふもとに赤尾集落
やっぱり下り切ったところには、尾根越えの道が尾根を横切っていました。
左に進むとふもとにある赤尾集落に下りられるようです。
そういえば浅井長政(あざい ながまさ)の居城であった小谷城跡(おだにじょうせき)には、赤尾屋敷跡という曲輪が遺っています。
その屋敷の主であった赤尾清綱(あかお きよつな)は、浅井三将のひとりであり、赤尾集落の出身だったようです。
有漏神社への分岐点
- 枝を避けて
- 山本山 4.5キロ
- 倒木をくぐり抜け
折れた枝や倒木が行く手を阻(はば)みますが、慎重に歩いていきます。

右ふもとに有漏神社
すると有漏神社(うろ じんじゃ)への分岐点に差し掛かりました。
柵が作ってあって行けないようにしてあるので、廃道になっているのかも知れません。
有漏神社は琵琶湖の水辺に建っており、舟楫(ふなかじ)の神様が祀(まつ)られています。琵琶湖対岸の堅田付近の漁師たちが氏子なので、舟に乗ってはるばる参拝するそうです。
さらに山本山へ歩いていきます。

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