以前、母と横浜に住んでいる妹と三人で冬に、静岡県伊豆市(いずし)の修善寺(しゅぜんじ)温泉に遊びに行きました。
三島駅からローカル鉄道で中伊豆の修善寺駅まで行き、レンタカーで修善寺虹の郷(にじのさと)の入り口まで来ました。

修善寺虹の郷ってどんなところ?
修善寺虹の郷は、静岡県伊豆市(いずし)にあるテーマパークです。
修善寺温泉からはほど近く、もともと山だったところを利用して施設が作られていますので、園内は起伏に富んでいます。
また、園内はイギリス村やカナダ村など、いくつかのテーマ毎に分かれており、敷地面積はかの有名な東京ディズニーランドに匹敵します。
なお、イギリス村とカナダ村の間には鉄道が敷かれていますので、疲れたらトロッコ列車に乗って移動できます。
はじまりはイギリス村から
チケットを買って修善寺虹の郷の中に入ると、最初はイギリス村になっています。
中世のイギリスの町並みを模した建物が並び、それぞれの建物からは英国旗が出ていました。
このあたりは、入り口と出口を兼ねているので、大体の建物がおみやげ屋さんです。
最初におみやげを買ってしまうと、荷物になって邪魔なので、あとで入ることにしました。
イギリスの町並みを抜けると、右の方に鉄道のロムニー駅が見えてきます。
ロムニー駅の横の踏み切りを
ちょっとだけロムニー駅を見たくなって、近くまで寄ってみました。
外観こそ昔の建築物のように見えますが、よく見るとそれほど古びてはいません。
すぐ近くには、2階建てのロンドンバスも停まっていて、オープンカフェになっています。
その店の名前は「ペニーレイン」といい、ビートルズの曲名が付けられていました。
しかし、まずは伊豆の村に向かいます。
そのロムニー駅の左側にある踏み切りを渡って、階段を下りていきました。
山の斜面に沿った伊豆の村
修善寺坂と呼ばれる石段の片側には、坂に沿っておみやげ屋さんが段々になって軒を連ねています。
修善寺坂を下りきっても、さらになだらかな下り坂が続き、お店が連なります。
まだお昼ご飯がまだでしたので、最後の「しゅぜんじ庵」でうどんを注文しました。
干し椎茸を戻すのに手間取ったのか、出てくるまでにかなりの時間が掛かりました。
残念ながら、それでも椎茸は硬かったのですけどね。
つづけて日本庭園に進みます。
冬だったので寂しい日本庭園
日本庭園の入り口は、屋根瓦の載った門になっています。
その門から園内に入ると、巨大な池のある日本庭園が広がっていました。
一般的に池のある日本庭園は、鬱蒼とした木々が生い茂り、地面や石が苔むしているものなのですが、木が少なくて何だかスッキリした感じの庭です。
さて、日本庭園の池の西側のほとりを歩いていくと、少し丸みを帯びた木製の橋が、池の端に架かっていました。
橋の向こうを指し示す看板には、夏目漱石記念館と書かれています。
ちょっと寄ってみることにしました。
古民家喫茶、夏目漱石記念館
橋を渡ったところには、古民家の中に作られた夏目漱石記念館があります。
ところが玄関先には、喫茶メニューが立て看板に仕立てられて、設置してありました。
どうやら夏目漱石記念館は、古民家カフェのようになっているようです。
しかしボクたちは、ついさっき食事をしたばかりで、まだお茶をする気分ではありません。
だから、ちょっと中に入りそびれてしまいました。
巨大な日本庭園の中をまだまだ歩いていきます。

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