西暦2003・平成15年頃、伊那技術専門校(2018年現在は、廃校)に通うため、1年間だけ長野県伊那市(いなし)に住んでいたことがありました。
そのとき友達と一緒に、いろんなそば屋に信州そばを食べに行きました。
独断と偏見ですが
当然、食べに行ったのは、伊那市とその周辺になりますし、もちろん、すべてのそば屋に行ったわけではありません。
思いつくまま気の向くままです。

また、そば屋と言ってもいろいろで、ちゃんとした店構えのところもあれば、山奥の普通の民家のようなところもありました。
独断と偏見で決めております。
まずは結論

ただ、そんな蕎麦屋の中で、一口すすった瞬間においしさのあまり、お互い顔を見合わせたのは、この2軒だけでした。
- 高遠そば・甘味処 壱刻(長野県伊那市高遠、地図)
- 四季の杜 苔清庵(長野県上伊那郡宮田村、地図)
この2軒について書いていこうと思います。
高遠そば・甘味処 壱刻は、桜で有名な高遠城址の城下
壱刻(いっこく)は、長野県伊那市高遠町(いなし たかとおちょう)にある蕎麦屋です。
高遠町の壱刻へは、まず天竜川沿いの国道153号線を交差点「入船」で東へ曲がって橋を渡り、国道361号線をひたすら道なりに進みます。
そして高遠町に入ったらバス停「高遠駅」の駅舎が目印になります。

そのバス停の向かいに、壱刻はあります。
建物は蔵のような形をしています。
もうしばらく行ったところの北側に、商店街無料駐車場がありましたので、そこに車を停めました。
やっぱり挽きたてのそば粉を使うと違いました!
壱刻(いっこく)の入口の横には、石臼が置いてありました。
いかにもそば屋といった雰囲気でした。
さてテーブル席につき、おしながきを見ると、十割もりそばがありました。
もちろん二人とも十割そばを注文しました。

十割そばが届きましたので、まずは何もつけず一口そばをすすりました。
口から鼻へと、そばの香が抜けていきました。
二人同時で顔を見合わせてしまいました。
それほど強烈なそばの香だったのです。
店長のこだわりのそば

そばの香について二人で話していると、店長が出てきて、そばに対する思い入れについて、話してくれました。
そば粉が挽きたてなんだそうです。
ここの蕎麦は、たいへんおいしかったのですが、量が少なくて、ちょっと物足りなかったのを覚えています。
四季の杜 苔清庵は鬱蒼(うっそう)とした森の中
苔清庵(たいせいあん)は、長野県上伊那郡宮田村(かみいなぐん みやだむら)にあるそば屋です。
宮田村の苔清庵へは、まず国道153号線を交差点「河原町」で西へ曲がって、県道213号線をひたすら道なりに進みます。
そして中央自動車道の下をくぐりマルスウィスキーの工場の横を通り過ぎたら、左側に苔清庵の入口があります。
広域農道を通れば、かんてんぱぱも

森の中に入っていくと、苔清庵はすぐそこです。
実はボクはいつも、中央自動車道の近くを通る広域農道を通って、そばを食べに行っていました。
かんてんぱぱで有名な、伊那食品工業のかんてんぱぱガーデンも通りますしね。
広域農道を交差点「総合公園東」で西に曲がると、比較的すぐに苔清庵に着きます。
窓際の席に座って、景色も楽しみました♪
苔清庵(たいせいあん)は、大きな窓がついていますので、見晴らしがいいお店です。
うまく窓際の席に座れれば、外の景色も楽しめます。
もちろん、ここでも十割そばです。
ボクは十割ざるそば、友達は十割更科そばを注文しました。

ここでもそばを一口すすった瞬間に、お互い顔を見合わせました。
あまりにもそばの香がすごかったからです。
結局、苔清庵は友達とに何回か、いろんなそばを食べに来ました。
あとがき
あれから、かなり経ちましたので、今でも変わらぬ味なのかどうかはわかりません。
ただ、もっと美味しくなっていることを期待しています。
また今度、中央自動車道を飛ばして、信州そばを食べに行きたいと思います。

そして、伊那食品工業のかんてんぱぱガーデンにも立ち寄りたいと思います(笑)
コメント