オミクロン株ワクチン副反応のため、お休み中

【岐阜】揖斐郡揖斐川町の城山へ創造の森を通って その5 (城山頂上から馬頭観世音へ篇)

超低山登山
この記事は約3分で読めます。

岐阜県揖斐郡揖斐川町(いびぐん いびがわちょう)にも、城山とよばれる山があります。
すぐ下の国道303号線をよく通るのですが、最近までまったく知りませんでした。

ということで、仁坂坂峠から城山まで歩いてきました。
ただの山かと思っていたら、遊歩道や広場、建物まであったので驚きです。

間戸山・城山周辺地図

切通し道路から、城山に登り始めて、山頂付近の北方城址の標柱の前に着きました。

北方城の本丸があった、城山頂上

さて北方城址標柱の前から、さらに坂道を登ってくると、城山頂上の広場に着きました。
北方城本丸があった場所で、現在は城山公園になっています。

広場の中心には「城山さくらの森」と刻まれた、目立たない名板が設置されていました。
奥の展望台脇には、町史跡であることを表す小さな標柱もあります。

広場の展望台から景色を眺めると、はるか遠く濃尾平野が見渡せました。
木立の間からは、木曽三川の一つである揖斐川も見えています。

城山頂上から一段下った、鉄柵のある展望台の方が、眺めが良いかも知れません。

さくらの小径を通って馬頭観音へ

城山頂上からの帰り道は、さくらの小径を通って馬頭観音の方へ下っていきました。
坂道の途中からは、間近に揖斐川の雄大な流れも見えます。

ところがさくらの小径は、下るにつれて次第に雑草が地面を覆うようになっていきました。
観音の小径に至っては、もうほとんど足元が見えないので、段差を確かめながら石段を下りていきます。

ということで、ふもとの馬頭観音にたどり着きました。
玉垣に囲まれた石造りの祠(ほこら)の中に、馬頭観音が安置されています。

昔の北山街道を通って

馬頭観音の境内に昔の北山街道の入り口があったので、歩いてみました。
途中の丁字路からは、倒木の横たわる坂道を登っていきます。

すると「城山さくらの森」と刻まれた石碑の設置してある、ふれあい広場に着きました。
昔の北山街道城山さくらの森の主要な道として、当初は考えられていたのかも知れません。

来た道を丁字路まで下って、さらに昔の北山街道を歩いていくと、別の祠の下に出ました。
むかしの人は北山地域へ行くとき、まず一本杉の下で祠にお参りして、道中の安全をお祈りしたそうです。

北山地域とは、揖斐郡の久瀬、藤橋、坂内、徳山などのこと。

あとがき

これまで揖斐川町に城山さくらの森創造の森があることを、まったく知りませんでした。
たまたま歩いてみたら、山中に遊歩道が整備されていたのでビックリです。

いろいろな道を歩いてみましたが、誰ひとり利用している人を見かけませんでした。
どちらも巨額の費用を投じて造られたと思うのですが、もったいない話です。

またどこかで、似たような森を見つけるかも知れません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました