最近、ニンテンドー3DS を持ち歩いても、めっきりすれちがい通信をしなくなりました。
それならばと、セブンイレブンに買い物に立ち寄りましたが、そこでもダメ。
ゲーム売り場に置いてある、ニンテンドー3DSステーションに近寄っても、ダメでした。
実は 2018年3月28日(水)午前10時をもって、すれちがい通信中継所が稼働を停止していたのです。

すれちがい通信とは

すれちがい通信とは、ニンテンドー3DS本体を持った人同士がすれちがったときに、自動的に起こる情報のやり取りのことです。
すれちがい通信の相手は、通信可能な距離の範囲内から、自動的に探し出されます。
いちいち、どのニンテンドー3DS本体と通信するか、指定する必要はありません。
やり取りする情報

すれちがい通信では、たとえば次のような情報を交換できます。
- とびだせどうぶつの森 …… プロフィールやゲーム内で作った家の外装と内装など
- モンスターハンター ……… ギルドカード(プロフィールなど)やネコ系お供動物
ソフトによって、すれちがい通信でやり取りする情報はさまざまです。
ただ、通信した相手の進行状況を見られるだけのものから、その情報を利用してゲームを有利に進められるものまであります。
すれちがい通信中継所とは

すれちがい通信中継所とは、ニンテンドー3DS本体を持った人同士の間を取り持って、前の人から預かった情報を、次の人に渡してくれるところです。
全国の施設に設置されたニンテンドーゾーンが、すれちがい通信中継所になっていました。
そのニンテンドーゾーンの実施エリアには、次の場所などがあります。
- ニンテンドー3DSステーション …… ゲーム売り場などに設置された縦2画面の装置
- 7SPOT(セブンスポット) ……… セブンイレブンやイトーヨーカドーの無料WiFi

すれちがい通信人口の減少

さて最近では、ニンテンドー3DS を持ち歩く人もかなり減ったようで、1日にすれちがい通信をする人は、たかだか 1人になってしまいました。
この前、すれちがい通信をした人のメッセージには「すれちがい通信が最近少なくなりましたね」と書かれていましたので、みんな同じことを感じているようです。

任天堂は、最新のゲーム機 Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)に、全力を注いでいるようなので、仕方がありません。
すれちがい通信中継所の稼働停止

ということで任天堂は、もうほとんど売り上げが伸びない、古いゲーム機にあまり予算を割けなくなったようです。
すれちがい通信中継所は、ニンテンドー3DS 専用のサービスです。
売り上げに直結しないサービスなので、新年度を前にして終了することにしたのでしょう。
利益を追い求めるのが会社です。
儲(もう)からない事業から、徐々に手を引いていくのは、当たり前のことです。
あとがき
すれちがい通信は、都会の人にとっては容易なことです。
周りに人が多いので、頻繁にすれちがい通信をして、すぐに最大数まで到達するそうです。

しかし、ボクのような田舎の人にとって、すれちがい通信は結構大変です。
周りに人が少ないので、すれちがい通信の頻度が極端に少ないのです。
すれちがい通信中継所は、そんなボクにとって救世主でしたよ。
これからは救世主のいない世界で、のんびりゲームをしていきたいと思います。
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