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【滋賀】東近江市の須田不動尊経由で繖山へ その1 (博物館から不動尊へ篇)

神社仏閣めぐり
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琵琶湖の東側には、滋賀県の東近江市と近江八幡市にまたがる繖山(きぬがさやま)あります。
至るところに神社や仏閣、城跡があるので、これまでに何度も登ってきました。

ところがまだ、雨宮龍神社から繖山三角点までの尾根筋を歩いていません。
その間にある地獄越という峠も、とっても気になります。

ということで、繖山に登ってきました。
登山パーティーがめずらしくたくさんいたので、いろんな意味で大変でした。

近江風土記の丘駐車場へ

まずは近江風土記の丘(滋賀県立 安土城考古博物館)の駐車場へ向かいました。
国道8号線の交差点「西生来町」で北へ入って、東海道新幹線の高架下をくぐり抜けます。

近江八幡市安土町総合支所前の峠を越えて、しばらく走ったら交差点「加賀団地口」で東へ。
道路案内標識に導かれるまま進むと、安土城考古博物館に着きました。

近江風土記の丘案内図
近江風土記の丘案内図

近江風土記の丘は、滋賀県下の歴史的建造物がいくつか移設された歴史公園で、安土城考古博物館もあります。
自動車を駐車場に停めたら、とりあえず多目的広場に寄ってトイレで用を済ませました。

地獄越の西側ふもとへ

さて近江風土記の丘からは、繖山の山すそに整備された遊歩道を時計回りに歩いていきました。
かつて蒲生郡安土町にあった、洋風建築のおしゃれな交番の前を通ります。

しばらくすると遊歩道は、県道2号線に寄り添うように曲がって、東近江市へ入っていきました。
県道2号線を車で走っているときに、見掛けた人たちは、ここを歩いていたようです。

そのまま「ぐるっときぬがさコース」と名付けられた、サイクリングコースを歩いていきました。
しばらく歩いていると、やわらぎの郷公園が見えてきます。

やわらぎの郷公園を通り抜けて

ということで、やわらぎの郷公園の中へ入っていきました。
このあたりの森林は地獄越え生活環境保全林に指定されており、整備が進められているそうです。

さてやわらぎの郷公園を通り抜けると、五十余州神社がありました。
社歴によると、観音寺城が陥落したときに戦死した、佐々木氏の一族50人ほどを祀(まつ)っているそうです。

ちなみに近江国輿地志略では、蒲生郡と神崎郡が境界をめぐって争い、50人ほどが死んだ場所とされてます。
それらの亡骸を須田村に埋めて郡境とし、その目印として植えられた松を「五十余士の松」というのだとか。

近江国輿地志略. 下(巻49至100) のコマ番号:84/241
国立国会図書館デジタルコレクションより

現在の須田町が、北と南に分かれている理由も説明できます。

須田不動尊へお参り

五十余州神社からエンジ色の緩やかな坂道を登っていくと、古めかしい道しるべがありました。
予定にはなかったのですが、折角なので不動尊へお参りしていくことにします。

どこまでも続いていそうな長い階段を登っていくと、無人の寺務所?に着きました。
須田不動尊の正式名称は「深谷不動明王」というようです。

ということで石橋を渡って石段を登り、須田不動尊へお参りしてきました。
水の流れ落ちる音は聞こえなかったのですが、近くには須田不動の滝もあるようです。

つぎは地獄越を登っていきます。

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