母と横浜に住んでいる妹と 3人で、静岡県静岡市(しずおかし)へ遊びに行ってきました。
それまでにも浜松市や伊豆半島などには行っていましたが、県庁所在地である静岡市には行ったことが無かったので一度、訪れてみたかったのです。
日本平に上がりましたが、久能山とをつなぐロープウェイの帰りの最終便がすぐ発車します。
だから久能山東照宮に参拝するのを諦めて、三保の松原のホテルに移動して 1泊しました。

台風が上陸する前の三保の松原
さて「羽衣ホテル」で 1泊して目覚めると、結構雨がきつくなっていました。
まだ台風は四国の南方の海上でしたが、偏西風に乗りかかり移動が速くなりつつあります。
しかし折角なので荷物をレンタカーに載せておき、「三保の松原」を見に行きました。
松の木が防風林の役目を果たしているので、傘を差していても平気です。
しかしそれでも聞こえてくる風の音は凄まじく、「ビュービュー」と恐ろしいほどでした。
「羽車神社」の近くまで歩いていくと、立ててある幟(のぼり)は激しくはためきます。
また打ち寄せる波の飛沫(しぶき)のため、海のそばには寄り付けません。
ということで「三保の松原」を散策するのは諦め、ホテルを出発することにしました。
久能山東照宮のふもとへ
せっかく静岡市に来たのだから、徳川家康が晩年を過ごした駿府城跡だけでなく、お墓がある「久能山東照宮(くのうざん とうしょうぐう)」にも行っておきたいところです。
ということでカーナビに「久能山東照宮」を設定して、レンタカーを走らせます。
すると間もなく、久能山のふもとの参道沿いに建つ食堂「富久屋」の駐車場に到着しました。
駐車料金を支払うため食堂の中に入ると、お店のお姉さんが「雨の中 20~30分かけて参道を登るのは大変なので、日本平からロープウェイで行ったほうが良いよ」と教えてくれました。
雨の中参道を往復することを考えると、それが最善策のようです。
お姉さんにお礼を言って「日本平」に向かいました。
ロープウェイに乗って
さてふたたび清水日本平パークウェイを通って「日本平」に着きました。
台風のせいか雨がひどくなってきたので、急いで日本平ロープウェイに乗りに行きます。
いつ何時、台風による強風のためロープウェイが運行中止になってしまうかも知れません。
無事に「日本平」まで戻ってこられるように、祈りながらの乗車です。
なおロープウェイに乗車している間は大きな揺れもなく、雨でしたが視界もそこそこ良好で、係りの方の案内を聞きながら周りの景色を堪能できました。
土砂降りの久能山東照宮
久能山駅に到着すると、急いで「久能山東照宮」の社務所で参拝初穂料を納め、石段を登って社殿へ参拝しに行きました。
土砂降りなので、足元が雨でビショビショになりながらのお参りです。
ただし徳川家康のお墓がある廟門の奥と、社務所の近くにある「久能山東照宮博物館」に入るのは、台風を考慮して止めておきました。
なお帰りのロープウェイは特に揺れることもなく、無事「日本平」に到着しました。
あとがき
2日目は大急ぎになってしまいましたが、台風の影響が大きくなる前に新幹線を使って、お昼ごろには無事に岐阜県の自宅まで帰って来られました。
その台風(2017年21号)は次の日の未明、静岡県御前崎市(おまえざきし)に上陸したとのことだったので、早々に静岡県を引き上げて正解でした。
慣れない土地で予期せぬ出来事に出くわすと、本当に戸惑いますからね。
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