昨日(2019年04月17日)の新聞をを見ていたら、長野県伊那市(いなし)にある高遠城址公園(たかとお じょうし こうえん)の桜が満開を迎えたとのこと。
ボクの住んでいる岐阜県西濃地方では、すでに桜の花も散り始め、道には薄いピンクの花びらが散らばっています。
しかし長野県は総じて標高が高くまだ寒いので、桜の花は今が見ごろのようです。
ということで母を連れて、久しぶりに高遠城址公園の桜を見に行ってきました。
高速道路を降りて高遠町へ
高遠城址公園へ行くためには、まず中央自動車道(中央道)に乗って、伊那インターチェンジで降ります。
伊那市も含めて天竜川流域は、河岸段丘という地形になっているので、とりあえずは天竜川に向かって坂道を下っていきます。
さて高遠城址公園がある高遠町は、伊那市の東部に位置する山あいの町です。
伊那市の中心部から高遠町へとつながる道は限られているので、東に進めば到着します。
高遠スポーツ公園に駐車
高遠町は桜の時期になると、遠路はるばる各地から大勢の花見客が訪れます。
町の中に入るとすぐに渋滞してしまい、なかなか前に進まなくなりました。
桜の時期以外なら空いている、高遠城址公園の無料駐車場はこの時期、バス専用になります。
また公園の周辺に点在する駐車場はどこも有料で、しかも混雑しています。

ということで、JRバス関東 高遠駅の近くにある高遠スポーツ公園に駐車しました。
この時期は無料の臨時駐車場になっているので、すでに多くの自動車が停まっていました。
循環バスの乗り場は坂の上
高遠スポーツ公園から高遠城址公園までは、順調に歩いていけば 20分ほどで行けます。
しかし山あいの町にある山城跡なので、その道のりが平坦ではありません。
ということで循環バスに乗っていくことにしました。

ただ高遠スポーツ公園が低い場所にあるので、循環バスの乗り場まで坂道を上らなければなりません。
坂道は一応、コンクリートで舗装してありましたが、傾斜が急だったので、気を付けて上って行きました。
JR高遠駅から循環バスに乗って
JR高遠駅は鉄道の駅ではなくてバスの停留所です。
むかし初めて高遠町を訪れたときは、道すがら鉄道の線路を探してしまいました。

さて JR高遠駅に着くと、運良く循環バスが戻ってきてバス停に停まりました。
高遠城址公園から帰ってきた花見客が、ぞろぞろとバスを降りてきます。
循環バスのルートは環状になっていて、どこで乗ってどこで降りても運賃は 100円です。
前方の自動扉から循環バスに乗って、運賃箱に運賃を入れ、空いている席に座りました。
循環バスで高遠城址公園へ
循環バスが出発すると驚くことに、まずは高遠城址公園とは反対の方向へ曲がります。
どこに行くのかと思っていると、ちょっと狭い街なかの道に入っていきました。
まっすぐに高遠城址公園へ向かうと、花見客の自動車の渋滞に巻き込まれてしまいます。
ということで循環バスは遠回りしながら、高遠城址公園の頂上へ向かいました。
狭い道で対向車とすれ違うときこそ、すこし時間が掛かりましたが、すぐに頂上に着きます。高遠町のパーク&ライドは、待っているとすぐに循環バスが来るので、結構快適でした。
桜の時期のループ橋は、循環バスと地元住民の専用になっているようです。
つぎは高遠城址公園の桜を見て歩きます。
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