昨日(2019年04月17日)の新聞をを見ていたら、長野県伊那市(いなし)にある高遠城址公園(たかとお じょうし こうえん)の桜が満開を迎えたとのこと。
長野県は総じて標高が高くまだ寒いので、桜の花はどうやら今が見ごろのようです。
ということで母を連れて、久しぶりに高遠城址公園の桜を見に行ってきました。
まずは臨時駐車場になっていた高遠スポーツ公園に自動車を停め、JR高遠駅から循環バスに乗って、高遠城址公園の頂上へ向かいました。

循環バスの停留所で降りて
JR高遠駅から循環バスに乗ると、渋滞に巻き込まれることもなく、高遠城址公園のすぐ近くに到着しました。
バス停から高遠城址公園の北ゲートまでは、狭い道の端を歩いていきます。
ただ花見客の自動車も頻繁(ひんぱん)に往来するので、気を付けて歩く必要があります。
- 高遠城の空堀跡
- 高遠城址公園の北出入り口
- 空堀跡を渡って
なお高遠城址公園の中に入る前から、あたりは桜の花で溢れています。
北ゲートの近くまで来ると、花見客を当てにした屋台のブルーシートが見えてきました。
高遠閣で入園観覧券を買って
花見の時期に高遠城址公園の中へ入るには、入場観覧券を購入する必要があります。
北口から入って左手にある、高遠閣の受け付けで購入してきました。
この入場観覧券は、高遠城址公園と進徳館、絵島囲み屋敷の共通観覧券になっています。
進徳館はそもそも入場が無料なんですけどね。
- 美術館
- 博物館
なお、信州高遠美術館と伊那市立高遠町歴史博物館に関しては、値引きされるだけです。
有料だと判った上で、行くようにしましょう。
いざ高遠城址公園の中へ
高遠城址公園の桜は、タカトオコヒガンザクラという固有種で、ここでしか見られません。
花の形はやや小振りで、ソメイヨシノに比べるとすこし赤っぽいのが特徴です。
明治初期から植え始められたとのことで、現在は約1500本もの桜が植わっています。
また「桜の日本三大名所」の一つに数えられ、さらに「天下第一の桜」とも称されています。
まずは二ノ丸のあたりに行って、天下第一という桜を眺めることにしました。
ただ車中では何も食べていなかったので、ちょっと小腹が空いてきました。
周りを見ると、都合よく露天が並んでいたので、何か食べることにします。
花より団子
ということで、近くにあった露天で「桜まんじゅう」を買ってきました。
近くで店を開いている和菓子屋が、高遠城址公園まで出張してきて売っているようです。
ことわざでは「花より団子」と言いますが、串が残るのが嫌で饅頭にしました。
この「桜まんじゅう」は皮がピンク色をしていて、上に桜の花の塩漬け?が載っています。
さらに比較的サイズが大きいので、1つ食べただけで空腹を満たせませした。
あまりに人が多いので

東側の土手から空堀を見て
さて高遠城址公園の桜の花は重なるように咲くので、厚みがあって見ごたえがあります。
ただあまりにも人が多いので、人混みに酔ってしまいそうです。
ということで、露天の裏手にある土手に上ってみました。
案の定人影は少なく、落ち着いて桜の花を楽しむことができます。
この土手を桜の花を見ながらゆっくりと歩いて、次の場所へと移動しました。
さらに高遠城址公園を歩きます。

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