【長野】伊那市の高遠城址公園へ桜を見に行く その4 (絵島囲み屋敷篇)

名所史跡めぐり
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昨日(2019年04月17日)の新聞をを見ていたら、長野県伊那市(いなし)にある高遠城址公園(たかとお じょうし こうえん)の桜が満開を迎えたとのこと。

長野県は総じて標高が高くまだ寒いので、桜の花はどうやら今が見ごろのようです。
ということで母を連れて、久しぶりに高遠城址公園の桜を見に行ってきました。

二ノ丸の土手を歩いたあとは南曲輪に移動して、桜の花越しに遠くの中央アルプス(木曽山脈)を見、法幢院曲輪を散策しながら南ゲートから出てきました。

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伊那市立高遠町歴史博物館へ

では伊那市立高遠町歴史博物館の片隅にある、絵島囲み屋敷に向かいます。
むかし行ったことがあり、おおよその場所は知っていたので、坂道を下っていきました。

信州高遠美術館の入り口の近くを通りがかると、近道を指し示す案内板がありました。
ちょっと怪しげな感じもしましたが、それに従って進むことに。

ちばこうバス

ちなみに東へ大きく迂回する、比較的なだらかな下り坂もあります。
ただその道は循環バスや自動車も通りますので、気を付けて歩かないといけません。

桜のトンネルをくぐって

何も期待していなかったのですが、その近道は桜のトンネルになっていました。
美しく咲き溢(こぼ)れる桜の花が、歩いても歩いても頭上を覆っています。

コンクリート製の階段を下りていくと、長い通路が設けてありました。
そこは高台になっているので、周辺の美しい景色を見られる撮影ポイントのようです。

桜のトンネルから

桜のトンネルから

さて桜のトンネルを抜けると、雄大な景色が広がっています。

高遠湖というダム湖の向こう岸には、瀟洒(しょうしゃ)な造りの高遠さくらホテルが、背後にそびえる山々の一番奥には、白い仙丈ヶ岳(せんじょうがたけ)が見えていました。

絵島囲み屋敷へ

歩道橋を下りて左へ曲がり、さらに木立の中を下りると、歴史博物館の駐車場に到着します。
絵島囲み屋敷は、そこから東の方角へ進んだ奥にあります。

桜の時期に、絵島囲み屋敷だけを見に来る人など、きっといないのでしょう。
誰もが高遠城址公園の入園観覧券を持っているので、特別開放中になっていました。

いちいち入場観覧券をチェックするのは面倒ですからね。

ハッピを着た販売員

ちなみに隣の歴史博物館は、無料ではなくて値引きにしかなっていません。
お客さんが少ないらしく、係の人が呼び込みをしていました。

絵島囲み屋敷という座敷牢

絵島囲み屋敷の絵図

絵島囲み屋敷の絵図

絵島囲み屋敷とは、絵島(江島)という江戸城大奥の女中を処罰するための座敷牢です。
見張りをする番人のための詰め所もあり、それなりの屋敷になっています。

絵島は、徳川家継の生母である月光院に仕える女中の筆頭であったため、牢屋に閉じ込められている身でありながら、下女を従えていました。

絵島の間には外に出られないように格子が付いていますが、部屋は 8畳あり縁側もあります。

絵島生島事件を起こして高遠藩へ流される

絵島生島事件の発端は、絵島が江戸城の外へ月光院の代理として前将軍の墓参りに行き、帰りに生島新五郎という歌舞伎役者の芝居を見に行って、江戸城の門限に遅れたことです。

黒子

門限に遅れることは常態化しており、当初は大して問題視されませんでした。
しかし幕府の役人の耳に入ると、本人も含めて関係者が厳しく咎(とが)められたとのこと。

絵島は流刑になり、江戸から遠く離れた辺境の地である信濃国高遠藩に送られました。
綱紀粛正(こうきしゅくせい)のため、絵島は見せしめになったのだと言われています。

 

つぎは三峰川に架かる白山橋を見に行って帰ります。

【長野】伊那市の高遠城址公園へ桜を見に行く その5 (高遠ダムと桜そば篇)
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