以前、滋賀県犬上郡多賀町(いぬがみぐん たがちょう)で、犬上川上流にある大瀧神社へ行ったときのこと、高取山ふれあい公園への入り口を見付けました。
高取山ふれあい公園には駐車場があって、ハイキングコースと展望台が整備されているようです。
ということで高取山(たかとりやま)に登るため、高取山ふれあい公園に行ってきました。

高取山パノラマハイキングコースのうち、どんぐりの道を終点まで登り、たかとりの道に進んで、展望台から雄大な景色を眺め、さらに急坂を登って山頂から景色を眺めました。
八ツ尾山との分岐点

高取山の頂上からは、たかとりの道を展望台とは反対方向へ下ることに。
比較的なだらかな道を下ってくると、道が分岐しており、八ツ尾山を指し示す案内がありました。
行きたいのはやまやまですが、片道だけで 40分、往復すると 80分も掛かるのでは、時間が掛かりすぎです。
予定時間を越えてしまうので、素直に下山することにしました。
石だらけの下り坂 なおも石だらけ ツルツルの岩場も
下山し始めると、山道の上を覆い尽くすかのように、大粒の石が転がっています。
石に足を取られると危ないので、気を付けながら下りていきました。
たかとりの道からとりの道へ
分岐点で、たかとりの道は終わり どちらも、とりの道
さてたかとりの道を下っていくと、分岐点に差し掛かりました。
たかとりの道はここまでで、この先はどちらへ進んでもとりの道のようです。
高取山ふれあい公園歩道案内図を見ると、どちらへ進んでも下山できそうです。
ただ早く下山したかったので、交流センター方面に向かうことにしました。
交流センター方面は、起伏が激しく 急勾配の下り坂 大きな岩が露出
交流センター方面に向かって歩き始めると、いきなり道が狭くて勾配が急になります。
どんぐりの道を登ったときとは打って変わって、山をどんどん下っていきました。
巨岩地帯を通り抜け
見下ろすと岩だらけ 道沿いに点在する大岩 岩間の道を通り抜け
とりの道を下りていくと、巨岩が露出する一帯がありました。
道は岩場を避けるように通っていますが、すぐ近くまで大岩が迫っています。

岩場の下まで下りて振り返ると、巨岩群がそびえ立っていました。
どの岩を見ても、まっすぐキレイに亀裂が入っています。
地震や地滑りなど、何かの拍子に巨岩群が崩れてきそうで、想像すると何だか怖いです。
そのようなことが起きないうちに、この場を早々に立ち去りました。
不自然な形の大岩群
下山の案内 シダの間を通って SN3V0169
とりの道はすこし急な坂道ですが、つづら折りの振り幅が小さいので、テンポよく下りられます。
すると、道の先にひびが入った大岩がいくつもありました。
山側から大岩 谷側から大岩
その中で気になったのは、先の尖った岩です。
その岩を山側から見ても谷側から見ても、立ち上がっているようにしか見えました。
もともとは横になっていた岩が、山側から流れ込んできた土砂によって、押し上げられたものと思われます。
さらに高取山を下っていきます。
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