岐阜県揖斐郡揖斐川町(いびぐん いびがわちょう)には、谷汲山華厳寺(たにぐみさん けごんじ)があります。
以前その奥之院へお参りに行き、その足で妙法ヶ岳まで登ってきました。
そのときに「神海 ○.○km」と書かれた東海自然歩道の案内板を見ました。
本巣市神海(もとすし こうみ)方面からの参詣道だと思われますが、気になります。
ということで谷汲山華厳寺から山を越えて、神海の方まで歩いてきました。
ただ根尾川を渡るつもりはなかったので結局、谷汲岐礼(たにぐみ きれ)から引き返しています。

華厳寺参道入口の駐車場へ
谷汲山華厳寺へは、国道303(417)号線の交差点「上南方」から、西美濃お茶街道を進んでいきました。
入り口に「みのいび茶」と書かれたトンネルをくぐって、丁字路で右(東)へ曲がれば谷汲山華厳寺です。
交差点「山門前」で左(北)へ曲がって山門をくぐったら、左側の谷汲門前駐車場の中へ。
土曜日でしたが係員の姿は見当たらず、駐車料金は無料になっていました。
町営谷汲門前駐車場から参道へ 閑散とした谷汲山参道
駐車場の端に建てられたトイレで用を済ませたら、参道を通って華厳寺の方へ。
新型コロナウイルスの影響で参拝客が減っている、と嘆く声がどこからともなく聞こえてきます。
仁王門をくぐって、緑ヶ池へ
谷汲山華厳寺仁王門 参道から右へ逸れて
谷汲山華厳寺の仁王門をくぐったら、石畳の参道を離れて右の道を進みました。
本堂を経由しても裏山へ行けるので、登山の安全をお願いしてから行こうと思ったのですけどね。
仁王門脇駐車場から家族連れが出てきたので、早めに避けてしまいました。
参道のお店を見ながら本堂まで歩くのも楽しみのひとつですが、最近は近くまで乗り付けるようです。
本堂東側の作業道 ため池「緑ヶ池」
しばらく緩やかな砂利道を登っていくと、緑ヶ池に着きました。
ただのため池だと思っていたのですが、本格的なカメラを持った人が何かを撮影しています。
谷側沿いの道を神海方面へ
緑ヶ池近くの建物と祠 谷川を渡って
緑ヶ池から高台に上がると祠(ほこら)があって、その後ろに不動堂が建てられていました。
近くに人工の妙法ヶ滝がありますが、冬場に来たときと同様にお休みです。
分岐点(左)奥之院、妙法ヶ岳(奥)神海 分岐点案内版
さて森の中に入って谷あいの道を歩いていると、分かれ道に差し掛かりました。
雑草の生え具合から、ほとんどの人は奥之院方面へ行くようです。
ちなみに地面が白くなっているのは、豚熱(CSF)対策の石灰がまかれているからです。
念のため石灰を踏んでおきます。
水気の多い登山道を淀坂峠へ
横たわる数本の倒木 水浸しの山道
さて神海方面へ登り始めると、いきなり何本もの倒木が横たわっていました。
倒木をくぐり抜けると、今度は水浸しの道がしばらく続きます。
谷筋から離れて つづら折りの山道
谷筋から離れてつづら折りの坂道に変わると、地面が乾いて歩きやすくなりました。
ただ枝打ちされた枝が落ちているので、注意する必要があります。
淀坂峠(左) 淀坂峠(右)
ということで淀坂峠らしい場所に着きました。
ベンチとテーブルが設置されていますが、展望は期待できません。
さらに神海方面へ歩いていきます。
コメント