岐阜県揖斐郡揖斐川町(いびぐん いびがわちょう)には、谷汲山華厳寺(たにぐみさん けごんじ)があります。
以前その奥之院へ登ったとき、案内板に「神海 ○.○km」と書かれているのを見ました。
ということで谷汲山華厳寺から山を越えて、神海の方まで歩いてきました。
ただ根尾川を渡るつもりはなかったので結局、谷汲岐礼(たにぐみ きれ)から引き返しています。

県道255号線の淀谷橋から、遠回りして尾根筋まで登ったあとは、三角点を経由して、89鉄塔まで来ました。
なだらかで長い尾根筋
98鉄塔から尾根筋へ 木立の間を歩いて
さて 98鉄塔からは、電力会社の案内板を離れて、尾根筋を西の方へ進んでいきました。
勾配が比較的緩やかですが、枯れ枝や倒木、木の根っこには注意が必要です。
平坦な尾根筋 シダ植物の斜面
ただあまり代わり映えしない景色の中ばかりなので、だんだん飽きてきました。
もちろん送電鉄塔などの目標物は、どこにも見当たりません。
谷汲山華厳寺へたどり着くことだけを目標に、歩いていきました。
途中の急斜面を横がけ道でショートカット
木立の向こうに急斜面
尾根筋を西の方へひたすら歩いていると、目の前に急勾配の高い斜面が現れました。
地図アプリを見ると、斜面を登りきったところで山道が左(南)へ折れ曲がっています。

ただもう長い山歩きのせいで、脚はクタクタに疲れていました。
また斜面を登りきったとしても、てっぺんに何かめぼしいものがあるとは限りません。
横がけ道を通って 南側の尾根筋へ
ということで、急勾配の斜面に登るのを避けて、左へ横移動してしまいました。
ちゃんとした横がけ道はないので、歩きやすそうな踏み跡をたどって南側の尾根筋に出ます。
枝道の多いつづら折り
南へ下る急勾配の尾根筋 鞍部から右へ下って
さて急勾配の南側尾根筋をしばらく下っていくと、鞍部から斜め右下に伸びる分かれ道を見付けました。
親切な案内版などないので、気を付けていないと見落としてしまいそうです。
別の道と合流して つづら折りの下り坂
すぐに林道と合流したら、つぎはつづら折りの坂道を下っていきました。
曲がり角が決まって三叉路になっているので、かならず曲がると、だんだんふもとへ近づいていきます。
つづら折りの終わり ふもとへ
つづら折りの終わりがウヤムヤだったのですが、下に道が見えたので適当に斜面を下りてしまうことに。
最後はふもとを目指して、まっすぐな道を歩いていきました。
谷汲山参道へ
ふもとの道と草むら 参道東側の裏道
ということで、程なく平坦な場所に着きました。
まだまだ林道は続いているようですが、丁字路があったので右へ曲がってしまうことに。
すると谷汲山華厳寺参道の東側を南北に走る裏道に出ました。
そのまま裏道を横切って路地を通り抜けると参道に戻れるので、安心して駐車場に戻れます。
あとがき
谷汲山華厳寺から、本巣市神海の方まで行って戻ってくるのは、大変でした。
帰りの尾根筋には見どころがなく、モチベーションの維持が難しかったからです。
淀坂峠から南側の尾根筋を通って、戻ってくる方が分相応だったかも知れません。
今回はちょっと欲張りすぎました。
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