先週もモミジを見に行ってきたのですが、色づき具合があまり良くなかったので、再び母を連れてモミジを見に行ってきました。
今回は、岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲(いびがわちょう たにぐみ)にある、谷汲山華厳寺(たにぐみさん けごんじ)と両界山横蔵寺(りょうかいさん よこくらじ)を訪れてきました。

まずは、谷汲山華厳寺へ向かい、モミジを堪能することにします。
谷汲山華厳寺へは
谷汲山華厳寺には、まず岐阜県の揖斐川町の中を通る国道417号線を北上し、途中で県道251号線に乗り換えて、ひたすら進んでいくと到着します。
途中で、城ヶ峯と権現山のあいだを通る、曲がりくねった道を越えなければなりませんので、注意が必要です。

交差点「山門前」をまっすぐに進んで、自動車も通れるようになった山門をくぐり、誘導員の方の指示にしたがって、駐車場に自動車を停めました。
谷汲さんへと続く参道

今回はモミジもすっかり色付いて、丁度いいときに来られたようです。
まだ朝早かったので人通りも少なく、のんびりとモミジを眺められました。

そこそこ長い参道の両側には、たくさんのモミジの木が植えられています。
参道に降りて遠くの方を見ると、まるでモミジのトンネルのようでもあります。

なお、参道の途中にある八王子神社のモミジは、まだ色付きはじめのようです。
もみじ祭りは12月初旬まであるので、そのときまでのいろいろと楽しめそうです。
谷汲さんの仁王門

参道のモミジを見ながら歩いていると、ほどなく谷汲山華厳寺の立派な仁王門までたどり着きました。

谷汲山華厳寺は、西国三十三所の観音様をお祀りする霊場のうち、最後にお参りする霊場になっています。
さて仁王門でいつも気になるのが、壁にぶら下がる巨大な草鞋(わらじ)です。
地元の観光協会が奉納した物らしいのですが、まるで鬼の草鞋のようで異様な雰囲気です。
谷汲さんの広大な境内

谷汲山華厳寺は何度も訪れているのですが、いつも本堂までしか行ったことがありません。
実はふもとの広い建物群に加えて、妙法ヶ岳の上まで行くと奥の院があるようです。
ただ今回はモミジを見るのが目的なので、結局本堂までしか行かないのですけどね。
さてモミジを見ながら歩いていると、いつのまにか百度石の近くまで来ていました。
そこにはモミジの落ち葉を掃除してる、地元の方と思われる女性がいました。
モミジは落葉樹であるにもかかわらず、境内の石畳がキレイに保たれていたのは、毎朝掃除されている方がいらっしゃるからなのですね。
谷汲さんの本堂でお参り

いよいよ最後の階段を登って、谷汲山華厳寺の本堂に向かいます。
本堂への階段は、ところどころに踊り場が設けてありますので、比較的ラクに登れます。
本堂に着いたら中に入っていって、賽銭箱の前でお参りをしました。

ただ、ちょっと神社の参拝と間違えて、二拝二拍手までしてしまいました。
たまにやってしまうのですが、すこし恥ずかしい思いをしました。

では、本堂の周りを見て回ることにします。
谷汲さんの本堂の周り

谷汲山華厳寺の本堂は高台なので見晴らしもよく、またモミジがたくさん植えられていますので、見どころいっぱいです。
今までまったく知らなかったのですが、本堂の裏手に回ると、いくつかのお堂があります。
それらのお堂を見ながら歩いていくと、裏手のモミジも見られました。
今まで秋に谷汲山華厳寺に来たことがなかったのですが、勿体無いことをしていました。
こんな素晴らしいモミジの名所があったなんて……。
では、横蔵寺に向かいます。
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