先週もモミジを見に行ってきたのですが、色づき具合があまり良くなかったので、再び母を連れてモミジを見に行ってきました。
今回は、岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲(いびがわちょう たにぐみ)にある、谷汲山華厳寺(たにぐみさん けごんじ)と両界山横蔵寺(りょうかいさん よこくらじ)を訪れてきました。

谷汲山華厳寺のつぎは、横蔵寺のモミジも見に行きます。
山深い横蔵寺へは
横蔵寺は谷汲山華厳寺から見て、西の方にあるお寺です。
駐車場の出口にある案内板には、横蔵寺への方角が指し示してあったので、簡単でした。
県道40号線を西に向かって走っていき、道の駅「夢さんさん谷汲」の横を通って、坂道を下ったところでそのまま県道267号線に乗って、北上します。

集落の中を通る、飛鳥川沿いのちょっと狭い道を上がっていくと、駐車場に着きました。
もみじ祭りの期間中なので、係のおじさんに駐車料金を支払いました。
駐車場から横蔵寺の入り口へ

横蔵寺の駐車場に自動車を停めて見上げると、飛鳥川に架かる朱塗りの医王橋と、赤く色付いたモミジが出迎えてくれました。
ちなみに奥の石垣の上に見えるのは、横蔵寺の客殿です。
まずは駐車場のすぐ隣にある、横蔵寺の入り口から中に入っていきました。
医王橋を渡りながら左側を見ると、木立の奥に仁王門が見えます。
仁王門の手前の客殿にて

医王橋を渡り終わって左に曲がると、正面に仁王門、その奥に本殿が見えます。
仁王門の近くまで登ってくると、右側に手水場があるので、そこで手を清めました。
ふと顔を上げると客殿の入り口の門を通して、ひときわ美しく色付いたモミジが見えます。
折角なので、ちょっと客殿に寄り道していくことにしました。

いざ客殿の庭の中に入ってみると、すでに数人の方が、モミジの撮影の真っ最中です。
もしかすると、横蔵寺の客殿の庭のモミジは、美しいことで有名なのかも知れません。
本堂と三重塔、そして観音堂

さて、仁王門をくぐって本堂まで登り、いつものようにお参りを済ませます。
後ろを振り向くと、横蔵寺の本堂のあたりは、撮影する人でいっぱいになっていました。
なるべくなら人影を入れたくないので、人がいない方を撮影することにしています。
しかし、それも難しくなってきましたので、次に進むことにしました。

観音堂まで来ると、何の木なのかは判りませんが、美しい黄葉が傍らに立っていました。
すこし地味めではありますが、モミジとはまた違った趣(おもむき)があります。
舎利殿と瑠璃殿は素通り

横蔵寺の舎利殿と瑠璃殿は、山王橋(さんのうばし) を渡って道路を横切り、石段を登った先にあります。
ちなみに横蔵寺の建物群は、元々は石段をそのまま登った山の上にあったようです。
現在は東海自然歩道になっていますので、横蔵寺の跡地を見に行くこともできます。
なお舎利殿と琉璃殿は、石段を途中で左に曲がって登っていったところにあります。
ただもう何回かお参りしているので、今回は拝観するのを止めておきました。
あとがき
今回は「美濃三山もみじ」というチラシを、たまたま道の駅で手に入れたので、その中の 2ヶ寺に行ってモミジを見てきました。

もう一つは大矢田神社(おやだじんじゃ)という、岐阜県美濃市(みのし)にある神社なのですが、ちょっと遠いのでまた今度のお楽しみです。
ちなみに調べてみたら、東濃地方にはモミジで有名なお寺や神社がないようです。
勝手に「美濃三山もみじ」と名乗っていいものかと、心配でしたが大丈夫のようです。
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