岐阜県美濃市(みのし)には、誕生山(たんじょうざん)があります。
以前、大矢田神社(おやだ じんじゃ)から天王山(てんのうざん)へ登ったとき、その存在を知りました。
日曜日は駐車場が混んでいたので、次の日ふたたび訪れて、西洞登り口から誕生山頂上まで登ってきました。
視界はすこし霞んでいましたが、山頂からの眺めは素晴らしく、人気のある理由が判りました。

西洞登り口の駐車場から、西洞ルートを登り始めて、夫婦滝まで来ました。
木の根道を登って展望所
谷川を渡って右へ左へ 左の方へ伸びる横がけ道
さて夫婦滝からは谷川沿いを、右へ左へ岸辺を移動しながら登っていきました。
ところがしばらく登っていると、道は谷川から離れて、緩やかに左の方へ伸びていきます。
次第に急勾配の坂道 階段状木の根道
のんきに歩いていたのもつかの間、次第に道は急勾配の上り坂になっていきました。
途中の急な階段状の木の根道には、安全のためにトラロープが張られています。
展望所のベンチ 山の向こうに平野
木の根道を登りきると、夫婦滝にあったものと同じ仕様のベンチが現れました。
景色を眺めながら休憩できるようですが、あたりは山やまに囲まれており、平野ははるか彼方です。
天王山と誕生山を結ぶ尾根筋へ
尾根筋をまっすぐ つづら折りの坂道
展望所を過ぎると、道は急勾配の尾根筋をまっすぐに登っていくようになりました。
根っこが道に張り出し石が散らばっているので、足元に気を付けていないと転んでしまいそうです。
程なく道は、つづら折りの坂道に変わりました。
見上げると青空が見えるので、てっぺんの尾根筋まではもうすこしのようです。
もうすぐ尾根筋 尾根筋分岐点(左)天王山(奥)奥神洞(右)誕生山
ということで、天王山と誕生山を結ぶ尾根筋に、ようやくたどり着きました。
誕生山までは残すところ、500メートルほどとなっています。
尾根筋を登ったり下ったりして分岐点
初めはなだらかな尾根筋 露出する大岩
誕生山へと続く尾根筋は、初めのうちこそ平坦ですが、次第に登ったり下ったりし始めました。
ときどき岩盤が地面から露出していることもあり、荒々しさを感じます。
雄大な景色 岩盤を乗り越えて
尾根筋の途中には、雄大な景色を眺められる場所も用意されていました。
ただ惜しいことに、霞(かす)んでしまってよく見えません。
分岐点(左)誕生山 分岐点(右)迂回路 東洞ルートへ
最後の急勾配の上り坂が始まる手前には、巻き道を案内する分岐点がありました。
誕生山頂上へ登るのを避けて、ふもとの JAめぐみのへと続く東洞ルートに行きたい人のための道です。
急勾配の岩場を登って誕生山頂上
急勾配の岩場 連なるブロック階段
分岐点からは、トラロープが張り巡らされた、かなり急勾配の上り坂が始まりました。
ブロックの階段が設置されていますが、終わりがなかなか見えないので、途中で何度も立ち止まります。
ブロックには、思い思いのデザインが施されているので、寄付を募って設置されたものでしょう。
もうすぐ山頂 反射板(無給電中継装置)
それでも登っていくと、出口の向こうに白いフェンスが見えてきました。
フェンスの中には、通称「反射板」とよばれる無給電中継装置が設置されています。
誕生山頂上(左)、誕生山頂上 誕生山頂上(右)、展望デッキ
反射板の谷側には、見晴らしの良さそうな展望デッキがありました。
昼食を摂るのに良さそうですが、その前に誕生山頂上を見に行くことにします。
つぎは誕生山頂上を見て回ります。
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