今日は母を連れて、岐阜県大垣市上石津町(おおがきし かみいしづちょう)の多良峡(たらきょう)森林公園まで、紅葉を見に行ってきました。

大垣 多良峡もみじ2018
昨日たまたま国道365号線を走っていたら、沿道に「大垣 多良峡もみじ2018」と書かれた赤い幟(のぼり)を、たくさん見かけました。
交差点を曲がって、多良峡へと向かう自動車を何台も見かけましたので、一度行ってみることにしました。
多良峡森林公園へは
多良峡森林公園は、岐阜県関ヶ原町から国道365号線を南下し、長いトンネルに入る直前の交差点「川西」で南東へ左折して、牧田川沿いの狭い旧道を進んでいくとあります。
この時期は、多良峡のもみじを見に行く車で、牧田川沿いの旧道は交通量が増えます。
そのため旧道は、この時期にかぎり一方通行になっています。
トンネルの南口の、ガソリンスタンドがある交差点「下多良」からは、進入禁止になっていますので、ご注意を!
色づきはじめた、多良峡もみじ
さて、牧田川沿いの旧道を進んでいくと、多良峡森林公園の入り口に誘導員の方が待機していて、公園内へと誘導してくれました。
コンクリートで白く舗装された道路を、うねうねと下っていくと、無料駐車場に着きます。
駐車場の周りにももみじの木が植えられて、紅葉がはじまっている木もありました。

多良峡森林公園の駐車場のもみじ
もみじの木はソメイヨシノと違って、一本の木から作られたクローンではないので、色づき始めるのもバラバラになります。
しかしそれが、赤と緑のコントラストになって、美しく映えるのだと思います。
ちょっと寂しい、牧田川の岸辺
多良峡森林公園の駐車場からは、牧田川の岸辺に行けるようになっています。
もみじの木が植えてありますが、まだちょっと本数がすくないような気がします。
もともとは杉の木がたくさん植えてあった場所なのでしょう。
現在はまだ、杉の木からもみじの木に植え替えている途中のように見えます。
これがすっかり、もみじの木に植え替わると絶景になると思います。
頑丈そうな、つり橋の先には

多良峡のつり橋
多良峡森林公園の中を歩いていると、頑丈そうなつり橋がありました。
ここのつり橋の踏み板は、隙間なく敷き詰められていますので、安心して渡れます。
ただ、ワイヤーで吊られた橋なので、歩くとその振動が伝わって揺れます。
河原からそれほど高くはありませんが、高所恐怖症の方は歩かない方が無難です。
なお、つり橋を渡った先は遊歩道になっています。
北の方へ向かって道は続いていて、森の中の散策を楽しめるようです。

多良峡のつり橋から牧田川を望む
ただ、あまり遠くまで行くと戻ってくるのが大変なので、すぐに戻ることにしました。
多羅城はどこですか?
ところで最近、国道365号線で大垣市上石津町の多良地区を走っていると「多羅城(たらじょう)」と書かれた幟(のぼり)を見かけるようになりました。
多良峡森林公園の特産品販売所で、地元の方に多羅城の所在地について尋ねてみました。
すると現在は、多羅城の候補地が 4ヶ所あるだけで、まだ特定されていないそうです。
実は明智家関連の古文書に、明智光秀の生誕の地が、美濃多羅城だと書いてあるそうです。
大河ドラマで町おこしをするため、ただいま調査しているそうです。
あとがき
多良峡森林公園のもみじは、他の有名なもみじの名所などと比べて、まだもみじの木の本数が少ないように感じました。
旧道沿いにももみじの木を植えているようですが、まずは公園内のもみじの木をもっと充実させるべきだと思います。
揖斐川町の谷汲ゆり園は、最初はゆりの本数が少なかったのですが、段々と本数を増やしていっています。
多良峡もみじも、これからに期待しています。
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