滋賀県野洲市(やすし)には、兵主大社(ひょうずたいしゃ)という大きな神社があります。
久々に訪れてみたら、参道の入り口にあるそば屋に幟(のぼり)が立っていました。
前回、訪れたときには運悪く閉店していたのですが、今回は運が良いようです。
ふと時計を見ると、ちょうどお昼どきだったので、店の中に入って食べてきました。
天ぷらとそばをオススメするお店
そのそば屋の名前は「天ぷらとおそばの店 385 みやこ」と言います。
店舗の西側に結構広い駐車場があったので、そこに自動車を停めて玄関に向かいました。

「天ぷらとおそばの店 385 みやこ」
玄関に至るまでには、そば粉を挽くための 2連の水車が設置してあります。
本物かどうかは判りませんでしたが、いかにもそば屋の雰囲気を醸(かも)し出しています。
さて玄関の引き戸を開けて中に入ると、そこは料亭のような和風の造りになっています。
靴を脱いでスノコから廊下に上がると、掘りごたつ風の席に案内されました。
ちなみに、となりの部屋にはテーブル席もありました。
十割せいろの大盛りを注文
はじめてのお店だったので、まずはメニューを見てみることに。
メニューには、3品ほどの料理を組み合わせたセットが、いくつも並んでいました。
しかし、まずはシンプルなそばの味を知りたいので、「十割せいろ」を注文します。
いろんな食べ方を試してみたかったので、大盛りにしてもらいました。
しばらく待っていると、お盆に乗せられた「十割せいろ大盛り」が届きました。
長方形のせいろが二段重ねになっているので、たっぷりと食べられそうです。
極細のそばを急いで堪能!
そのせいろに盛られている十割そばを見てみると、かなりの細さでした。
箸を入れてみると、もうすでに麺同士がくっつきかけていたので、急いで食べることに。
まずは 2~3回そばだけを食べて風味を味わい、つぎはそばつゆに浸(つ)けて食べました。
ワサビは少量を直接そばに付けてそばつゆに浸け、香りとともに口の中へ。
せいろの 2枚目からは、いよいよ薬味をそばつゆの中に入れます。
ネギ独特の風味が加わるので、そばの違った一面を楽しめます。
そば湯とおまけのデザートそばがき
さて、ボクがそばを食べ終わるとすぐに、そば湯が要るかを聞きに来てくれました。
そば湯には水溶性の栄養が豊富に溶けているそうなので、もちろん飲みます。
お願いすると、すぐに栄養がたっぷりと溶けたそば湯が届きました。
おまけのデザートとして、ひと口分のそばがきも付いています。
そばがきは勿体ないので半分に切り、黒蜜ときなこをよく絡ませてから食べました。
濃厚な黒蜜ときなこの味に負けず、そばがきが主張してきて美味しかったです。
あとがき
兵主大社の近くにある「天ぷらとおそばの店385みやこ」は、お値段が庶民的なのに味もサービスも良いので、また食べに来たいお店です。
本当は、天ぷらとそばがセットになった「天せいろ」を食べてみたかったのです。
しかし、はじめてだったのですこし緊張していて、見つけられませんでした。
それだけがちょっと心残りです。
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