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【岐阜】美濃市の大矢田神社から天王山に登って その4 (沢と朴葉とロープの岩場篇)

森の中を歩く二人 超低山登山
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以前、岐阜県美濃市大矢田(みのし おやだ)の大矢田神社(おやだ じんじゃ)を訪れたとき、たまたま天王山登山コースの案内を見付けました。

紅葉の直前になって、久しぶりにそのことを思い出したので、登ってみることに。
Google Map(グーグル・マップ)のクチコミでは危険な岩場があるそうなので、実際に確かめてきました。

天王山登山コースの案内図
天王山登山コースの案内図

無数の岩が転がっている坂道を登って、ヤマザクラを見たあとは、木の根と岩場の連続する難所を登って、足元でむき出しになっていた頁岩(けつがん)を見付けました。

登山口から二度目の沢越え

本のページのような頁岩(けつがん)があった場所からは、沢沿いの岩場を進んでいきます。
沢が近くにある山道なので、ちょっと地面が濡れていました。

堆積岩の表面をヘビのように根っこがうねる岩場も登っていきます。
ただ足を引っ掛ける場所がたくさんあるので、危なげなく登れました。

飛び石で沢越え
飛び石で沢越え

ということで、二度目の沢越えになります。
どこかの親切な方が、大きめの上面が平らな石を置いてくれたので、渡りやすくなっていました。

さらに沢沿いの道は続く

沢を渡ったあとも、しばらくは沢沿いの山道を登っていきます。
岩場が結構多いので、岩の塊むき出しになった根っこの上を歩いたりしました。

トレッキングシューズ

ただ天王山登山コースは歩く人が多いようで、地面が踏み均(なら)されています。
そのお陰で岩場も削れてへこむので、足場が安定していました。

ホオ葉だらけの岩場
ホオ葉だらけの岩場

ふと気が付くと、地面に大量の朴葉(ほおば)が落ちているようになりました。
朴葉はそもそも大きくて目立つのですが、落ちた枯れ葉の裏が白っぽいため、さらによく目立ちます。

至るところに落ちているので、このあたりにはホオノキがたくさん生えているようです。

ホオノキの葉には殺菌作用があるので

天王山登山コースが沢から離れるようで、急勾配の根っこの階段が山の上へ向かって始まりました。
あまり段差は無いようですが、飛び出た根っこに足を引っ掛けないことが重要です。

根っこの階段を登り終えたあとも、足元に注意して登っていきました。

ホオノキ
ホオノキ

すこし登っていくと、ようやくホオノキの説明がありました。
ホオノキの葉である朴葉は、芳(かぐわ)しい香りを放ち、おまけに殺菌効果まであるそうです。

朴葉寿司(ほおばずし)や朴葉味噌(ほおばみそ)などに使われている理由が、何となく判りました。

朴葉味噌焼き
朴葉味噌は、飛騨高山地方の郷土料理で、味噌と具を朴葉の上で混ぜながら焼いたもの。
朴葉寿司は、中部・近畿地方の一部で作られている郷土料理で、酢飯と具を朴葉で包んだもの。

一見歩きにくそうなロープの岩場

ロープの岩場へと続く岩場
ロープの岩場へと続く岩場

ホウノキからすこし歩くと、一見歩きにくそうな岩場が斜め上方へと続きます。
案内板の矢印にしたがって、奥に見える立て札を目指すと、ロープの岩場の手前に着きました。

ロープの岩場
ロープの岩場

ロープの岩場は角度を変えると、歩きやすそうなコースが見えてきます。
ただ斜めになっている場所は滑りやすいので、滑りにくそうな場所に足を置いていきました。

ロープに掴(つか)まらず登るためには、足場が大事です。

さらに天王山登山コースを登っていきます。

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