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【岐阜】岐阜市の兎走山経由で岩田山へ その1 (駐車場から兎走山へ篇)

超低山登山
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岐阜県岐阜市岩田西(ぎふし いわたにし)には、兎走山(とのやま)があります。
以前、舟伏山に登ったとき行きそびれたのですが、名前がとても気になります。

読み方が他にもあるようで、「とそうやま」「とそやま」「うそうやま」「うそやま」などさまざまです。
地形の特徴から「とばしりやま」ではないか、と思うのですけどね。

ウサギとカメ

ということで、兎走山に登ってきました。
ついでに岩田山にも登ったのですが、天気が悪かったので早めに下山しています。

舟伏山周辺地図
舟伏山周辺地図

岩田西ポケットパークへ

まずは、岩田西ポケットパークの駐車場へ向かいました。
国道248号線(岐阜東バイパス)の丁字路「岩田西三丁目」で、長良川のある北西の方へ。

つぎの長良川手前の丁字路では左(南西)へ曲がって、そのつぎの丁字路では右へ曲がりました。
ぐにゃりと曲がったカーブを進むと、目の前にうなぎの寝床のような駐車場が現れます。

ただ岩田西ポケットパークの中を見回しても、人っ子ひとり歩いていませんでした。
近くを散策するための拠点だったり、商用車の休憩場所だったり、に利用しているのかも知れません。

兎走山北登り口へ

さて岩田西ポケットパークからは、兎走山の登り口を目指して歩き始めました。
程なく兎走山長良川の境目に整備された、道路を通ることになります。

処どころに石仏が安置されていたので、むかしは通り抜けるのが困難な道だったのかも知れません。
長良川が増水すると、断崖絶壁と濁流に通行を阻まれたのではないか、と想像されます。

ということで千鳥橋の下をくぐると、車がたまにしか通らない道路に出ました。
向こう側に見える擁壁の脇には、黒っぽい階段が設置されています。

兎走山北登り口から

自動車に注意しながら道路を渡ったら、手すりの付いたせまい鉄骨階段を上がっていきました。
つぎはフェンス沿いに設けられた、せまい石段を登っていきます。

電力会社が設置した急勾配の黒い樹脂階段を登っていくと、程なく送電鉄塔の下に着きました。
ここから先は、比較的なだらかな尾根筋になるようです。

尾根筋に大岩がだんだん増えてきたと思っていたら、展望所らしき場所がありました。
木立のすき間からは、山のあいだを流れてくる雄大な長良川が見えます。

兎走山頂上

さて展望所からふたたび尾根筋を登り始めると、すぐ 25鉄塔に着きました。
もうあたりは山頂のはずなので、山名板を探してみることに。

するとゴツゴツした岩だらけの場所の近くに、兎走山の山名板がぶら下げられていました。
現在、地元では「とのやま」と呼んでいるようです。

ただボクは、もともと「とばしりやま」と呼ばれていたのではないか、と考えています。
増水した長良川兎走山にぶつかって、水しぶきのほとばしる様子はかなり印象的なはずです。

とばしる【迸る】(自ラ四)ほとばしる。とび散る。

旺文社 古語辞典 第十版増補版

ちなみに岐阜県可児市を流れる可児川には、「疾走岩(とばしりいわ)」があります。
新撰美濃志のコマ番号:391/446 ー 国立国会図書館デジタルコレクションより

つぎは兎走山から下山します。

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