岐阜県海津市南濃町(かいづし なんのうちょう)には、月見の森があります。
山の斜面に、いくつもの広場とそれらをつなぐ道が整備されており、自由に散策できるようになっています。
すぐそばにある道の駅「月見の里南濃」には、何度か訪れたことがあるのですけどね。
月見の森には行ったことがないので、ぐるっと散策してきました。

駐車場に自動車を停めて、おいしい森広場まで登ったあとは、六角屋根のあずま屋を通って、飲めない湧水まで来ました。
ササユリ園を通って最標高地展望台の方へ
ササユリ園前(左下)山の灯台(奥)月見広場 分岐点(左)月見広場(奥)砂防遊学館、展望台
さて飲めない湧水からさらに歩いてくると、ササユリ園の前の分かれ道に着きました。
まだ山を下りるには早いので、月見広場の方へさらに登っていきます。
ササユリの花の見ごろは、6月ごろです。
二股道(左)急坂 二股道(右)緩やかな坂
次の分岐点で左へ曲がると月見広場へ行けるのですが、さらに最標高地展望台の方へ登ってみました。
道が二股に分かれていたので、景色が良さそうな右の道へ。

天気が良ければ濃尾平野が見渡せるのでしょうが、あいにくの空模様なので霞(かす)んでいました。
最標高地展望台でも眺めは望めそうにないので、引き返すことにします。
月見広場からの眺め
月見広場へ ふたたびササユリ園
さて分岐点まで戻って、今度は月見広場の方へ行くことにしました。
ササユリ園は斜面一帯に広がっているようで、またもやササユリ園の立て札があります。
月見広場の月見台 月見広場の立て札
ということで、月見の森を象徴する月見広場に着きました。
谷側に設けられた月見台には、行基寺をイメージしてか、擬宝珠(ぎぼし)の付いた欄干が設置されています。

見晴らしが悪いので諦めて、代わりに設置されていた展望図を見ておきました。
実際より大きく描かれていますが、月見の森から目を凝らすと有名な山やまが見えるようです。
さえずりの小径と交流の森との分岐点から
交流の森の方へ 分岐点(左)山の灯台(右上)交流の森
月見広場のつぎは交流の森(十五夜の丘)の方へ歩いていきました。
しばらくは舗装道路を歩きますが、途中から急勾配の山道を登っていくことになります。
急勾配の丸太階段 落ち葉で滑りやすい坂道
これまで歩いてきた緩やかな道とは、様子がすっかり変わってしまいました。
もしかすると、古くからある登山道を整備し直したのかも知れません。
分岐点(左)交流の森(右)さえずりの小径 山の上へと続く道
ということで、さえずりの小径と交流の森との分岐点に着きました。
ただ案内はないものの、山の上へと続いている第三の道が気になるので、登ってみることに。
古墳のような地形
つづら折りの山道を登って 尾根筋をふもとの方へ
さて、つづら折りの坂道を登っていくと、すぐに尾根筋にたどり着きました。
まずは見晴らし台を探して、尾根筋を下ってみることに。
古墳のような地形
するとシダ植物に覆われて、こんもりとした土盛りを見つけました。
形が良いのでたぶん古墳だと思いますが、特に調査はされていないようです。
ちなみにあたりは雑木林になっており、見晴らしは良くありませんでした。
さらに養老山地を登っていきます。
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