以前、急に吉本新喜劇(よしもとしんきげき)を見たくなり、次の日の早朝に、大阪まで出掛けたことがありました。
しかし吉本新喜劇は、お客さんでいっぱいなので諦めて、通天閣(つうてんかく)まで歩いてきました。
いざ、なにわのシンボル、通天閣の中に!

通天閣に登ろうと思って、エレベーター乗り場を探しました。
しかし、エレベーターらしきものが周囲に見当たりません。
実は、周りの建物に隠されていて、エレベーターが見つけにくくなっています。
見回していると、通天閣展望台入口と書かれたところを、2ヶ所見つけました。
しかし、その内の1つはそのとき閉鎖中でした。

通天閣展望台入口から地下に下りていくと、「通天閣わくわくランド」があります。
そこには、3つの食品会社のアンテナショップが並んでいます。
行きに買っても荷物になるので、帰りに買うことにしました。
エレベーターに乗って、まずは2階へ
奥に進んでいくと、通天閣の 2階まで無料で上がれるエレベーターがあります。
まだ早朝だったので、それほど人が並んでおらず、すぐにエレベーターに乗れました。

通天閣の 2階から展望台まで上がるには、さらに別のエレベーターに乗る必要があります。
展示を見ながら歩いていき、料金を払って、展望台へと上がるエレベーターに乗りました。
とりあえず 4階でエレベーターを降りて、そとを展望することに。

すぐ近くにある、広大な天王寺動物園がよく見えました。
なお、霞んではいましたが、遠くには大阪城も見えました。
ビリケンさん
階段で5階に上がると、金色のビリケンさんがいます。
むかし来たときは、自由にビリケンさんに近寄れたので、足の裏を撫でられました。

しかし最近は、ビリケンさんも人気が出てきたようです。
ビリケンさんと一緒に、写真を撮る行列ができていました。

また写真を撮るのを仕切っている、吉本の若手の芸人さんらしき人がいました。
ただ賑やかすぎて、ちょっと近寄るのを躊躇(ためら)ってしまいました。
テッペンの屋外展望台へ
さらに特別料金を払い、階段を上がっていきました。
すると、通天閣のテッペンにある特別屋外展望台「展望パラダイス」に出ました。

「展望パラダイス」は、確かに遠くまで見渡せるのですが、そんなに広くはないし殺風景な場所です。

周囲には、頑丈な柵が設けてあるので、落ちる心配はないのですが、とにかく屋外なので、寒かったです。
一通り、遠くを眺めたら、また階段で5階に戻りました。
遊園地「ルナパーク」のジオラマ
エレベーターに乗って3階まで下りてくると、「ルナパークジオラマ」がありました。
昔、大阪新世界には「ルナパーク」という遊園地があったのです。

100年前の大阪新世界の様子を写真展示したり、ジオラマで再現したりしてありました。
初代の通天閣ってデザインが斬新で、4つ脚の凱旋門の上にエッフェル塔が載ってました。
実は、閉鎖されていた方の通天閣展望塔入口の建物で、それが再現されていました。

「ルナパークジオラマ」を見終わると、出口には売店があります。
折角なので売店でお土産を探し、巨大なレインボーポッキーを買ってしまいました。
わざわざ大阪で買う必要があったのかな?とちょっと考えてしまいました。
新世界をあとにして

階段で2階に下りてくると、展望台へと登るエレベーターを待つ人たちで、かなり長い行列ができていました。
やっぱり、朝早く来ておいて正解でした。
さて通天閣を出て、しばらく新世界を散策したあと、JR大阪環状線に乗るため、JR新今宮駅へ向かいました。
つぎは、大阪城に行きます。
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