ボクは毎日のように深夜、部屋の明かりを消してパソコンを使っています。
そのときパソコンの前面ポートに、USBやオーディオケーブルを挿すことがあります。
ただ暗いので、パソコンの前面ポートがよく見えません。
いちいちデスクライトを点けなければならないので、すこしだけ困っていました。
ということで、パソコンの前面ポートにUSB接続の小さなLED照明を取り付けてみました。
自動車用のUSBポートカバー
ネットでUSB接続の小型ライトを探していたら、おあつらえ向きの商品を見付けました。
その商品は、光るUSBポートカバーです。
主にカーオーディオ機器のUSBポートをホコリや衝撃から守るためのものです。
その他にも、USBポートならパソコンなどでも問題なく使えるとのこと。
安かったので、物は試しと買ってみました。
USB氛围灯って何ですか?

さて届いた商品の箱を見てみると、中国製なので「USB氛围灯」と書かれていました。
調べてみると、USB接続の良い雰囲気の灯り(以降、USB雰囲灯)というような意味です。
和製英語でいうと「ムーディーライト」とでもなるのでしょう。
しかしLEDの光は強いので、そういった雰囲気にはなりません。
ちなみに箱の右上に書かれている青マルの中の文字は、エコで省エネという意味です。
节能は、中国語で「節約能源」の略語。つまり消費電力が少ないという意味。
前面ポートにUSB雰囲灯を
パソコンの前面ポートに、USB雰囲灯を付けてみました。
LEDライトには指向性があるので、横方向はあまり照らしてくれないようです。
ただそれでも辛うじて、暗闇の中でも前面ポートの穴の位置は判るようになりました。
一応、当初の目的は達成しました。

もしもっと周りを明るくしたければ、何か工夫が必要なのでしょう。
ちょっとした誤算
現在使用しているパソコンの本体は、電源ランプが正面に付いています。
パソコンの側面や背後に立つと、電源ランプが見えないので、稼働状態がよく判りません。

USB雰囲灯を付けることで、飲食店などの営業中を表す回転灯のように、側面や背後から稼働状態が判るのではないか、と期待していたのですけどね。
パソコンをシャットダウンしても、電源タップをオフにするまで、USB雰囲灯はずっと点灯したままでした。
BIOSのErp指令を有効に
実はその原因は、マザーボードのBIOSの設定にありました。
ボクは、ASUS製マザーボードをパソコンに使っています。
調べてみると既定値で、USBポートに常時電気を供給するようになっていました。

最近のマザーボードのBIOSには通常、Erp指令に従うための選択肢が用意されています。
それを有効にすると、パソコンはなるべく電気を使わないような設定になります。
BIOSの設定を変更したら、パソコンのシャットダウンとともに、USB雰囲灯は消灯するようになりました。
あとがき
USB雰囲灯は最終的に、思っていた通りの動作をするようになりました。
諦めずにいろいろと調べてみて良かったです。

それにしてもこれまで、USBポートで無駄に電気を消費していたとは知りませんでした。
これからは、すこしだけエコに貢献できるようになることでしょう。
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