時代劇の撮影にもよく使われる、八幡堀(はちまんぼり)の水辺の風景でも撮影しようと、久しぶりに滋賀県の近江八幡市(おうみはちまんし)に行ってきました。
八幡山ロープウェイで山頂駅まで上って、山頂を一周した後、歩いて下りてきました。
つぎは、かわらミュージアムを見に行きます。

かわらミュージアムへ入ってみることに

かわらミュージアムの入り口
日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)と菓子処「たねや」の間の道を、東北東の方角へ歩いていくと、八幡堀に架かる橋の手前に「かわらミュージアム」への入り口があります。

かわらミュージアムの鬼瓦
近江八幡にはたまに来るのですが、かわらミュージアムの前はいつも素通りしていました。
ただ、瓦に関する博物館なんてそうそう見かけないので、今日は入ってみることに。

かわらミュージアムのだるま窯
博物館への道沿いには、むかし瓦を焼いていたという、だるま窯も復元してあります。
だるま窯の裂け目から中をのぞくと、焼き上がった瓦が隙間なく並べられていました。
かわらミュージアムの裏通りを通り抜けて

かわらミュージアムの裏通り
実は、かわらミュージアムの正面玄関は別のところにあり、こちらは裏通りなのです。
地味な看板が低木に隠れているので、女性二人が行ったり来たりと、道に迷っていました。

かわらミュージアムの瓦畳の模様
表通りも多分そうだと思いますが、裏通りは石畳ならぬ瓦畳の道になっています。
よく見ると、瓦の廃材をうまく組み合わせて、動物や植物が形作られています。
なお、かわらミュージアムの正面玄関へは、日牟禮八幡宮の横の菓子処「たねや」と寿司屋「加悦」の間にある細い路地を進み、突き当りを右に曲がると行けます。
かわらミュージアムの裏口から

かわらミュージアムの裏口
では、かわらミュージアムの裏口から中に入ります。
受付に行くと、近江商人の古民家拝観をセットにした共通チケットを勧められました。
ただ時間がないので今回は、かわらミュージアムだけを見ていくことにします。
受付のあるロビーでは、瓦用の粘土で作られたストラップ、コースターや箸置きなどの小物に留まらず、鬼瓦をモチーフにした「鬼っこ」なる粘土人形も売られていました。
一体一体手作りで、姿かたちが異なる「鬼っこ」は可愛らしいので、玄関の下駄箱の上に置いたり、ガーデニングのアクセントにも良さそうです。
瓦に関する展示室
かわらミュージアムに展示してあるものは、撮影禁止になっています。
展示室には、巨大な鬼瓦をメインとして、本瓦や桟瓦(現代の主流)などの一般的な瓦、またはその作成の工程などが展示されています。
また、同じく粘土で作られていて、屋根の上に飾る人形なども展示してあります。
さらに、エレベーターで上がった 2階には、本願寺の瓦や海外の様々な瓦もありました。
さがしてみよう!
常設展示室の 2階を歩いていたときのこと、ふと窓から外を見ると、屋根の上に粘土で作られたと思われる、彦星と織姫の人形が乗っていました。
実は、かわらミュージアムの外のあちこちに、粘土人形などが隠されているそうです。
1階の受付で「さがしてみよう!」のパンフレットをもらって探してみることにしました。
本来は、子供向けに用意されたものなので、探すのはとっても簡単です。
小さい子には難しいものも
まずは正面玄関の自動ドアから一旦そとに出て、1つ見つけます。
- かぐや姫と竹取の翁
- お雛様とお内裏様
- 花咲か爺さんの女房
- 花咲か爺さん
- 七夕の彦星
- 七夕の織姫
- 酒呑童子
- 天に近い鯉のあたま
- 天に近い鯉の尾びれ
- 鍾馗さま
- 亀の親子
- 天の川を泳ぐ鯉
- 赤鬼瓦
前方左側に見える脇道の入り口から、中庭まで歩いていく道すがらいくつか見つけ、あとは中庭で探すことになります。
ただ「天に近い鯉」については、背の低い子供には無理なのではないでしょうか?
もう少し見やすい場所や物に変えたほうが良いかと思いました。
つぎは、お昼ごはんを探しに行きます。

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