今年(2021年)の正月に帰省できなかった、横浜に住む妹から、母に次のようなお願いがありました。
ノートパソコンを宅配便で横浜まで送って欲しい、とのこと。

そのノートパソコンは以前、実家に帰省したときに、妹が置いていったものです。
ただ一年近く帰省できていないので、横浜でまた使いたくなったのだとか。
母は最初、食品などと一緒に段ボール箱に詰めて、送るつもりだったようですけどね。
パソコンは精密機械なので、ヤマト運輸のサービス「パソコン宅急便」を利用して送りました。
パソコン宅急便を選択
さて「ノートパソコンを送って欲しい」と言われても、おいそれと送れるものではありません。
ノートパソコンは精密機械なので、むやみに段ボール箱へ入れると、データの破損するおそれがあります。

緩衝材を詰めることも考えましたが、餅は餅屋、精密機械に対応した宅配便を利用することにしました。
ただ時間があまりないので、最初に調べたヤマト運輸のパソコン宅急便を選ぶことに。
そもそもクロネコヤマトは、知名度もあって長年の実績もあり、安心感がありました。
それにも増して、ホームページがシンプルで判りやすかったのが、一番の決め手です。
ノートパソコンのサイズを測って
パソコン宅急便専用のボックスは、精密機械の種類に合わせて、いろいろなサイズが用意されています。
まずはノートパソコンのサイズを、コンベックス(巻き尺)を使って測りました。
15インチのノートパソコンなのですが、キャリングケースから出しても、意外に大きさがあります。
「パソコン宅急便ボックスA」には収まらなくて、「パソコン宅急便ボックスB」になってしまいました。
パソコン宅配便ボックスの値段がおよそ倍ですが、安全に運ぶためなので仕方がありません。
ただノートパソコンの大きさに比べて、必要以上に大きいのがすこし気になりました。
インターネットで集荷依頼
ヤマト運輸の直営店や取扱店、コンビニへ持っていけば割引もありますが、自宅まで集荷に来てもらうことに。
ホームページの下の方を見ると、インターネットから集荷依頼ができるようです。
「集荷を依頼する」ボタンを押したら、切り替わったページで「国内に送る」ボタンを押します。
さらには「集荷お伺い先」や「ご利用サービス」「集荷希望日時」などを順番に入力していきました。

なお、クロネコメンバーズになると次のような特典があるので、規約に同意して登録しておきました。
- お得な割引運賃で送れる
- 履歴から簡単に送り状を作れる
運賃が安くなるのは、たとえ少額でも魅力的です。
自宅の玄関で箱を組み立てて集荷
集荷希望日時として次の日の「13時まで」を指定したので、翌日(昨日)のお昼を過ぎたころにクロネコヤマトの制服を着たセールスドライバーがやってきました。

早速玄関の中で、持ってきた「パソコン宅急便ボックスB」を手際よく組み立てていきます。
組み立て終わったら、ノートパソコンを箱の中に収めて「このような感じで送ります」と見せてくれました。
ノートパソコンは、ダンボールの枠に張られた丈夫そうな透明のシートで、上下から挟み込まれています。
パッと見た感じは宙に浮いているような状態で、衝撃が伝わらないようになっていました。
最後に「パソコン宅急便ボックスB」の梱包を済ませたら、挨拶をして迅速丁寧に運んでいきました。
パソコンの動作確認
さて本日(2021年01月04日)横浜の妹から、ノートパソコンが正常に起動できた、と連絡が来ました。
あらかじめ妹に、ノートパソコンが到着したら動作を確認してくれるように頼んでおいたのです。

ヤマト運輸を信用していますが、何が起きるか判りませんからね。
クロネコヤマトが迅速丁寧にノートパソコンを運んでくれたことが、証明されました。
あとがき
今から 10年ほど前の話です。
休日出勤していたら、会社の同僚が修理に出していた個人のパソコンを宅配便で受け取っていました。
宅配便の箱の中を見せてもらったら、今回と同様の梱包がなされていました。
どこの運送会社だったかは判りませんが、不定形の精密機械を梱包する方法は変わっていないようです。
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