【滋賀】横溝正史が「犬神家の一族」を着想した場所だと、勝手に思っています

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ボクが子どもの頃、横溝正史(よこみぞ せいし)の長編推理小説「犬神家の一族」を元にした映画が、公開されました。

テレビで何度も映画の予告編が流され、いろんなテレビ番組でパロディーコントが作られたので、当時は誰もが知っていた映画だと思います。

さて滋賀県の国道307号線を走っていると、その推理小説を思い出させる地名があります。
通るたびに気になっていたので、ちょっと立ち寄ってきました。

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ちなみに八つ墓村の元になった地名は

同じく横溝正史の長編推理小説で「八つ墓村」があります。
「犬神家の一族」と同様によく映画やドラマになっており、とても有名です。

こちらは題名の通り「八つ墓村」を舞台にした話なのですが、村名は岡山県真庭市蒜山(まにわし ひるぜん)にかつてあった「八束村(やつかそん)」をヒントに名付けたそうです。

2005年に近隣の町村と合併して真庭市になったため、「八束」の地名は無くなりましたが、こども園や小学校、イチョウの木にその名前が残っています。

滋賀県には犬上川が流れる

滋賀県の湖東地域には、犬上川(いぬがみがわ)が南東から北西に向かって流れています。

ボクはよく自動車に乗って、湖東地域を北東から南西に向かって走ります。
するとどの道を通っても、犬上川を渡ることになります。

最初の頃は「犬上」という地名から「犬神家の一族」を思い出して、にやけていました。

なお上流には犬上郡や犬上神社があるので、そのあたりが「犬上」の地名の発祥のようです。
ちなみに切り落とした猟犬の首が、大蛇に噛み付いて退治したという話も残っています。

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斧磨という地名の看板

さて滋賀県の湖東地域には、南北に県道307号線が通っています。

近江国の一の宮である多賀大社や、湖東三山として有名な西明寺や金剛輪寺、百済寺へ行くときに、とても便利な道です。

そんな国道307号線を通って、西明寺方面から金剛輪寺方面に向かうときに見掛けるのが、「雨乞い御礼 明神踊りの里 斧磨(よきとぎ)」という標識です。

「斧」という漢字を「よき」と読むことは、長編推理小説「犬神家の一族」の中に出てくる、犬神家の家宝「斧(よき)、琴(こと)、菊(きく)」を思い出させます。

斧琴菊(良きこと聞く)とはそもそも、江戸時代に流行した判じ物の模様です。

根拠は何もありませんが、「犬上(郡)」と「斧磨」の組み合わせから、「犬神家」と「斧琴菊」を思い付いて、物語を作り出したのではと思っています。

斧磨集落へ行ってみると

斧磨の石碑

斧磨の石碑

ということで、国道307号線の標識「斧磨」で東へ曲がって、集落へ行ってみました。
至って普通の集落ですが、その入り口に字名の由来が書いてあります。

この山里には古くから、「バンヤレ」という仕組みがありました。
住民が順番に従って裏山へ入り、薪(たきぎ)を切ってくるというものです。
皆がこの石で斧などを磨(と)いだため、「斧磨」という地名になりました。

むかしの地名って結構、適当に付けられています。

あとがき

この「犬上(郡)」と「斧磨」から、「犬神家」と「斧琴菊」の着想を得たというのは、結構当たっているのではないかと思っています。

ただご本人には、もう確認できないのですけどね。

実は「犬神家の一族」の小説だけでなく、映画もドラマも最後まで見たことがありません。
スケキヨの白いマスクばかりが、未だに思い出されます。

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