テレビを見ていたら、東海地方の主な桜の名所の開花状況を説明していました。
関ヶ原町からほど近い養老公園の桜が、五分咲きになったとのこと。
ということで、岐阜県養老郡養老町(ようろうぐん ようろうちょう)にある養老公園まで、桜を見に行ってきました。
まずは「養老の滝」を見てきたので、つぎは養老公園の川沿いを散策しながら桜を見ます。

養老公園の駐車場へ
まずは駐車場から山道を、案内板が多い分かれ道まで下って引き返します。
そこから今度は養老の滝を指し示す、もう一つの道を進んでいきました。
県道96号線をそのまま進むと、養老の滝の別の駐車場がありますが、そこは有料です。
ちょっと離れていますが、いろんな施設の中心にある別の駐車場へ向かいました。

松風橋の向こうにも駐車場が
実は案内標識を見ながら走っていたら偶然、養老公園の駐車場にたどり着いたのです。
無料になっていたのでラッキーでした。
養老公園内を流れる川へ
では養老公園を流れる川に向かって歩きます。
最初は養老公園の川沿いの道まで行かないと、桜の木が見られないのかと思っていました。
しかし駐車場のほど近くにもほぼ満開の桜が見え、歩く道すがらにも桜が咲いています。

養老公園の河岸からの桜
河岸まで来ると、川に沿って植えられた向こう岸の桜の木も、たくさんの花を付けています。
桜の開花状況は五分咲きと聞いていましたが、見ごたえは十分でした。
なお川岸の土手には石段が設けられていて、河川敷に下りられるようになっています。
小さな子どもを連れた家族が、河川敷のところどころで遊んでいました。
いろんな竹が植えられた竹類園
川沿いを歩きながら桜を眺めていたら、竹類園という施設が現れました。
元々は地元の竹の研究家が育てていた竹なのですが、彼が亡くなった後に移植したそうです。
背が高かったり低かったり、その他いろんな特色を持った竹が世界にはあるようです。
少しだけ園内を歩いてみましたが、すでに枯れてしまったものもありました。
ただ竹ばかりが植えられているので、そう変わり映えするものではありません。
結局は見るのを止めて、途中の出口から園外へ出てしまいました。
養老孝子源丞内の碑
- 不動橋を渡って
- 不動橋から上流を見て
- 不動橋から下流を見て
では不動橋を渡って、川の向こう岸に向かいます。
橋の途中からふと景色を見ると案外美しく、しばらく立ち止まり見入ってしまいました。
さて不動橋を渡って対岸まで来ると、養老の滝伝説において主人公の孝行息子とされている、源丞内のお墓が建てられています。
そのお墓は五輪塔の様式で出来ており、造形が現代的でスタイリッシュになっています。
見た目も美しいので、たぶん地元の有志により新たに造られたお墓なのでしょう。
みたらし団子と養老サイダーで一服

景色を見ながら一服
一通り桜の花を見て歩いたので、ここらで一服することにします。
鐘楼の近くのお店「公園喫茶」で、みたらし団子と草餅、そして養老サイダーを買いました。
すると口開けの客だったそうで、焼き芋をおまけしてくれました。
見晴らしのいいすぐそばの川岸にベンチがあったので、そこに腰掛けて食べることに。
醤油味のみたらし団子と養老サイダーは、どちらも甘さ控えめで美味しかったですよ。
あとがき
むかしは仕事の関係で、養老公園とその周辺を軽トラックに乗って、頻繁(ひんぱん)に走り回っていたのですが、最近はほとんど通らなくなってしまいました。
久しぶりにあたりを走ってみたら、ちょっと懐かしかったです。
ちなみに帰りは、最近インスタ映えで人気の養老天命反転地の周囲を経由して帰りました。
見事な桜のトンネルになっていたので、かなり得した気分になりましたよ。
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