今から10年以上前の話ですが、母と近くに住んでいた妹と三人で春に、九州の大人気の温泉に遊びに行ってきました。
由布院温泉で一泊し、阿蘇(あそ)の雄大な景色を堪能してきました。
つぎは、黒川温泉に向かいます。
テレビで見る黒川温泉といえば
テレビで黒川温泉の映像が映ると、湯けむり漂う鄙(ひな)びた温泉地の中を、浴衣に丹前姿の宿泊客たちが、散策している様子が見られます。

てっきり、そういう宿に泊まれるのだと思っていたのですが、その晩の宿は、黒川温泉の中心部から、かなり離れたところにあり、とても中心部まで歩いては行けないようでした。

もし黒川温泉で、ノスタルジック(懐古的)な雰囲気を味わいたいのであれば、中心部の宿を予約するべきなのでしょうね。
帆山亭へと続く山の中の道
さて、その晩泊まる宿は、黒川温泉の「源流の宿 帆山亭」というところでした。
国道442号線を東から西に走ってきたのですが、黒川温泉の中心部よりかなり手前で、北に右折しました。
道端にちゃんと案内板が立ててありましたので、迷わずに進めます。
最後に三叉路を右に進んで、かなり急な坂道を下っていくと、無事に帆山亭に着きました。

まずは、一番手前の大きな建物の中に入っていって、受付を済ませます。
その後は旅館の従業員の方が、何軒かある離れの建物の中の 1つに、案内してくれました。

帆山亭の離れの部屋

帆山亭の離れの玄関から中に入ると、まず部屋がありその奥に見える、大きなガラス戸の外には露天風呂と小さな水車がありました。
離れの裏側は筑後川の源流、その向こうは山になっていて、山道が通っています。
露天風呂は部屋からも丸見えなので、ちょっと入るのを躊躇(ためら)ってしまいましたよ。

しばらく休憩したら、池などがあって趣のある庭の中を通って、露天風呂に出掛けました。
ゴツゴツした岩の露天風呂で、温泉を楽しみました。
食事処に集まって
さて食事は、最初に入った大きな建物の中にある、食事処で食べます。
テーブルの下が掘り炬燵(こたつ)のようになっているので、楽に座れました。

ボクたちが座ったテーブルは、格子窓側だったのですが、窓の下のところには果実酒の瓶がたくさん並べておいてありました。

食事の途中で旅館の方が、注文を取りに来ましたが、母も妹もお酒が弱くて飲めません。
ボクは、すでにビールを飲んでいたので、遠慮しておきました。
ぐっすり眠った次の朝は
さて、一夜明けて朝食を食べたら、岐阜に帰るため熊本空港へ向けて出発しました。
再び、やまなみハイウェイや阿蘇山(あそさん)の外輪山(がいりんざん)の上を通ることになったのですが、またもや霧に遭遇してしまいました。

山の上の道はカーブや起伏が多くいので、そもそも走りにくいのですが、それに加えて、濃い霧で視界も悪いので、恐る恐る運転することになりました。
あとがき
晴れていれば、見晴らしのいいやまなみハイウェイですが、山の天気は変わりやすく、霧が出てきたりすると、とても見通しが悪くなります。

焦って事故を起こすといけないので、スケジュールはあらかじめ、余裕を持って組んでおくのがよさそうです。
なお、当たり前のことですが、レンタカーはガソリン満タンで返さなければなりません。
空港が市街地から離れている場合、事前に空港近くの給油所を探しておきましょう。

ボクたちは熊本空港の直前で、レンタカーを満タンにするため、給油所を探しました。
しかし、給油所がなかなか見つからずに、熊本空港の近くを右往左往してしまいました。
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