雪野山(ゆきのやま)は、滋賀県東近江市(ひがしおうみし)と蒲生郡竜王町(がもうぐん りゅうおうちょう)、近江八幡市(おうみはちまんし)にまたがった細長い山です。
久しぶりに雪野山ふるさと街道を走ったら、以前から気になっていた雪野山歴史公園の看板を見付けたので、ちょっと園内でウォーキングするために寄ってみました。

雪野山古墳を見て回ったあとは、尾根道に沿ってひたすら南へ下りていき、ウグイスの鳴くあずま屋まで来ました。
ウグイスの鳴くあずま屋

さてウグイスの鳴くあずま屋に入ってみると、何故かテーブルの天板がなくなっています。
普通ならそこに、ルートマップが貼ってあるはずなのですけどね。

ルートパネルを探してみると、あずま屋に付けられたメッシュパネルに貼ってありました。
それに依るとこの先ルートは、3方向に分岐しているようです。
時間的にもうそろそろ山を下りるつもりですが、すこしだけあたりを見に行きました。
大岩の端から絶景を眺める

野寺城跡方面にすこしだけ行ってみると、かなり巨大な岩(大岩)を見付けました。
大岩に人が歩いて擦れたような跡が付いていたので、端まで行ってみることに。
すると近くには雪野山山系の童子山(どうじさん)が、はるか遠くには甲賀市水口町(こうかし みなくちちょう)の飯道山(はんどうさん)が見えました。

ただ大岩の先はすぐ崖になっているので、もしものことを考えるとすこし怖いです。
「長居は無用」ということで、急いで安全な場所まで戻りました。
暁の広場への鬱蒼とした山道
ふたたびあずま屋まで戻ってきたのですが、雨が降ってきたので急いで山を下ります。
ルートマップを参考にして、歴史公園への近道である「暁の広場」へ下りることにしました。

「暁の広場」への道は、あずま屋のすぐ横から始まります。
ただ歩く人がほとんど居ないようで、生い茂る雑草で道が覆い隠されています。
また草むらの中に小さな虫がたくさんいるので、歩くたびにそれらが眼の前を飛び交い、かなり鬱陶(うっとう)しかったです。
暁の広場で一安心

獣害防止柵を通り抜けてさらに下りてくると、「暁の広場」というグラウンドがあります。
フェンスの横に見える坂道を下っていって、あとは雪野山から離れすぎないように、左の方へ歩いていきました。
天満宮旧跡を見たければ、集落の中を歩いていく必要があります。
ただそうでなければ、川沿いの県道41号線を歩いた方が、すこし遠回りですが判り易いです。
あとがき
長い雪野山山系には、端から端まで歩いて元に戻るというルートもあるようです。
ただそのルートは一日掛かりになってしまいます。
今回は雪野山山系の狭い範囲しか歩いていないのですが、それでも結構時間が掛かりました。

そのうち、雪野山山系の安妃山やその隣の瓶割山も歩いてみたいとおもいます。
ただそのときは、ルートを分割して歩くことにします。
コメント
はじめまして。雪野山♡しもはねだ里山天国です。
暁の広場への下山、ご苦労様でした。
ここは猪も引き返すくらいひどく生い茂っていましたが、
今では普通に歩ける道になっています。
http://shimohaneda.jpn.org/wp-content/uploads/2019/07/190425.ndd_.pdf
コメントありがとうございます。
ヤノコウと申します。
雪野山山系の至るところに置いてある地図は、現在地も確認できるので、
山道を歩くのにたいへん参考になりました。
今度は雪野山山系の別の場所を歩いてみたいと思います。
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ヤノコウ