福井県南条郡南越前町(なんじょうぐん みなみえちぜんちょう)には、鍋倉山(なべくらやま)があります。
以前、燧ヶ城跡(ひうちがじょうあと)から藤倉山へ登ったついでに、登ってきました。
ということで、ふたたび鍋倉山に登ってきました。
今回は湯尾峠(ゆのお とうげ)から八十八ヶ所弘法寺を経て、山頂を越えています。

湯尾峠から、孫嫡子神社を経て、八十八ヶ所弘法寺まで登ってきました。
送電鉄塔跡からの眺め


さて八十八ヶ所弘法寺からは、建物のあいだを通って鍋倉山へ向かいました。
藤倉山ハイキングコースの標柱の脇を通り抜けて、鬱蒼(うっそう)とした森の中へ入っていきます。


しばらく下っていくと、送電鉄塔跡らしき四角い場所に着きました。
たいへん見晴らしが良く、とんがった高頭山(たかつむりやま)や北陸自動車道がよく望めます。


さらに下っていくと似たような場所があって、こちらには送電鉄塔が建てられていました。
送電鉄塔の根元をくぐり抜けたあとは、木漏れ日の中を下っていきます。
鍋倉西谷への分岐点


ふたたび長い坂道を登っていると送電鉄塔があって、その根元に案内板がありました。
北陸電力の巡視路が右へ伸びていますが、鍋倉山を目指して登っていきます。


すると次第に登山道が急勾配になっていき、ロープが垂らしてあるようになりました。
地面が泥濘(ぬかる)んでいるときは、大いに役立ちそうです。

ということで、鍋倉西谷へと下りられる分岐点まで登ってきました。
以前ここから下ったことがありますが、かなり急勾配の階段が続いて怖かったのを憶えています。
鍋倉山頂上の山名板


さて分岐点からは案内板にしたがって、鍋倉山のある藤倉山方面へ向かって歩いていきました。
ほとんど起伏がないので、身体を休ませます。


程なくして、鍋倉山頂上のこぢんまりした広場にたどり着きました。
山名板の上には、誰が結んだのかピンク色リボンがあるので、見つけやすくしてあります。
前回は、金属製の目立たない山名板しかありませんでした。裏側に隠れています。

丁度お昼を過ぎたところだったので、昼食を摂ることに。
まわりは木立に囲まれており景色は望めないので、早々に食事を済ませてしまいます。
鳥山跡分岐点


鍋倉山頂上からは山頂を越えて、さらに藤倉山方面へ下っていきました。
しばらくして、スギの植林地帯へ入っていきます。


鞍部からすこし登りかけると、鳥山跡と呼ばれる分岐点にたどり着きました。
ふもとの藤倉山・鍋倉山ハイキングコース案内図に書かれていたのですが、何か意味があるのでしょうか。
今回はここで左へ曲がって、気になる藤倉権現跡を見に行くことに。
下り口の標柱に「御神燈」と記されているのは、たぶん白鬚神社のことなのでしょうね。
つぎは白鬚神社へ下山します。
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